【週刊PCタイムス】NASを有効に使って、Let’sソリューション！

2021年01月15日 公開

みなさん、こんにちは！

みなさんは、NASをご存じですか？

NASとは、ネットワーク上に接続できるハードディスク（記憶媒体）のことを指します。

普通のハードディスクとの違いは、

USB接続のハードディスクと違い、ネットワークを介している事により複数台のPCでデータの共有や外出先からスマートフォンなどでデータにアクセスすることが可能になる、

ということです。

繋ぎ直しなどの手間もなく、データの共有が図れるため、作業効率の向上につなげられるのです！

では、NASで何ができるのか・・・？

まずはデータ管理ですね！

アクセス権の設定により、部署間でのファイル共有も容易になりますが、別部署へ見せたくないファイルだった場合の時はアクセス権を設定することによって外部からの閲覧を制限することができます！

またOSが違うデバイスを使っていても大丈夫です！

多くのNAS製品では、Windowsをはじめ、Mac OSからLinuxに至るまで幅広いOSに対応しています。
同じ職場で、違うOSのデバイスを使っている人がいても安心ですね！

更に、365日24時間運用を考えている人でも大丈夫です！

常にファイル共有させる場合は、当然NASも起動させておく必要がありますが、基本はファイル共有用として生産されているので消費電気代はPCよりも安くなります。
また機種が上位の者は内蔵のHDDも高耐久の物を使っていることが多く、長時間の運用にも安心して使えるものもあります。

次にデータバックアップですね！

普段からNASにデータのバックアップを取ることで大事なデータのバックアップが可能になります。
特にRAIDという機能で、よりバックアップを強固なものにすることもできます。

では、RAIDとは・・・？

HDD（SSD）が2個以上搭載されている機種に設定されているものをいいます。
複数のHDDを一つの物として、容量を拡張させたり、片方が壊れても大丈夫なバックアップとして機能させることができます。

例えば、RAID1

同時に2台のHDDに対して、同じデータを書き込み保存する設定です。
片方が壊れても、すべてのファイルが残るので安心性は高いといえます。
同時保存なので、容量は半分しか使えないことがデメリットですね。
データが大切な人はミラーリングをお勧めします。

そして、最後にフリーアドレスオフィスの実現です！

フリーアドレスオフィスとは？

従来のような社員それぞれが個人専用のデスクを持つのではなく、フロアに長机や椅子が設置されているところに自由に着席場所を選んで仕事をするスタイルのことです。

NASを活用することによって、それぞれの社員がノートパソコンを好きな場所においてNASにアクセスをして業務上必要なファイルを編集すれば、特定の席を設けないフリーアドレスオフィスが実現すると言えます！

今あげたのは、ほんの一例です！

使い方次第では、どのようにも広がっていくでしょう！

みなさんも、是非ソリューションやってみてください！

では、また次回！