【悠建築工房の家づくり】片流れ屋根がオシャレな開放感満点のヘアサロン
赤い屋根、格子窓・・・キュートな外観にワクワクしながらアンティーク調の扉を開けると、迎えてくれるのは2020年11月にオープンした『Hair salon Cime』のオーナーHさん。お店作りのパートナーに選んだのは地元で信頼されている『悠建築工房』。まち(地域密着)の工務店を目指すハウスメーカーだ。これまでに培った家づくりの知識と経験も生かし、Hさんの空間づくりをお手伝いした。「お客様から“ヘアサロンっぽくて、家みたいでほっとするね”とよく言われます(笑)」。
白壁と落ち着いた色合いの扉や赤い屋根のコントラストがキレイな外観
“家”のように訪れる人を癒すことができるのは、Hさんの感性をカタチにした『悠建築工房』のデザイン力だ。「敷地的にはそこまで広くはないのですが、屋根を片流れして天井が高いことから感じられる開放感がいいですね。窓がいっぱいあって換気しやすいのもコロナ時代に安心ですね。それから、使いこなされたような温かみのある雰囲気にしたいというお願いも実現することができました」。職人が手作業でコテ塗りした漆喰壁も、やわらかな雰囲気を作り出す重要な要素。「表面の模様というか風合いがいいですよね。たいていのヘアサロンはクロス仕様でジメジメすることも多いのですが、漆喰壁は空気が気持ちいいですね」。
天井はパイン材にヴィンテージ塗装を施したもの。梁は本物の木を使い、ハンドメイドで製作したヴィンテージ化粧梁
カット席、格子窓、鏡の風景が幾何学的な配置でおもしろい。照明の位置にも気を配ったとのこと
ソファーは「昔の喫茶店にあったソファーのイメージでセレクトしました」というレトロ調
Company Profile
悠建築工房 株式会社
[所]福岡県筑紫野市原田4-2-10
[☏]092-919-8385
[HP]https://www.you-kenchiku.co.jp/
※この記事は「家づくりの本ふくおか・さがNo.50」より抜粋して記載しております