【ホームランドのリノベーション】愛着のある実家を活かしつつ、理想のモダン空間が完成

2021年01月19日 公開

築27年になるKさんの住まい、ご両親が購入したこの家をすべて壊してしまうのはしのびない。だから息子さんご夫妻はリノベーションに踏み切ったという。「子どもたちの成長に合わせてそろそろ家を建てるかと夫婦で話し合いました。新築も検討したが、実家の家にもまだまだ活かせる部分が多かったので、リノベーションを選択しました」。ハウスメーカー探しは主にインターネットで。いくつかの候補の中からモダンで洗練された施工例が目に留まった「ホームランド」だった。「自分たちの作りたい家のイメージに一番近かったですし、話を聞いてくださるスタッフの方の感じの良さも安心して依頼できるポイントでした」。施主のイメージを的確に理解してくれる“人”は、成功するリノベーションの鍵。

3世代の家族が集まる1階のリビング＆ダイニング。家具を置いてもまだ余裕のある広さだが、コーナーごとの壁紙や天井、照明の素材を変えることで表情豊かな空間に。リビング階段の黒いアイアンも空間を引き締めるポイント

玄関を入ってすぐの廊下に設けられた手洗いコーナー。洗面所までいかなくても済むため、来客時にも便利

吹き抜けの玄関を見上げると、木目が美しい天井が目に入る

室内は、グレーと黒を基調に、木の温もりを取り入れたモダンな雰囲気をオーダー。元の住まいで活かせる部分は活かしてほしい、という想いも伝えたそうだ。「たとえば、昔から使っていたアンティークな感じのダイニングテーブルなど、お父さんが大事にしていた家具も使いたいとお伝えしました。あと、1階のリビングはお父さんと一緒に3世代がゆっくり集えるように広々と。そして、生活の時間帯が違っても互いに気を使わなくて済むように、2階ももう一つリビングを設けてもらいました」。
家族一人ひとりの暮らしのペースを崩すことなく、新しい同居生活をみんなで楽しめるように、互いを思いやるアイデアがあちらこちらに息づいている。

キッチンはランドリーコーナーやバスルームとも直結。動線が良いため家事効率も上がったという

ダイニングを中心にL字型に確保されたLDK。小上がりの和室までひとつながりの広々空間が魅力。グレーの扉の奥がお父さまの個室

リビング横に確保したお父さまの個室。これまで集めてきたアンティークの家具が木目の床とマッチ。主のセンスを感じる落ち着いた空間

施工から完成までを振り返り、ご夫妻をこう話す。「施工が始まると打ち合わせの段階で分からなかったカタチが具体的に見えてきますよね。そうすると　“ここはこうしたい”　という新しい要望も出てきます。そうした変更にも　“より良い家ができるなら、問題ありませんよ！”　と、快く対応してくださいました。壁紙やカーテン選びで迷ったときも、こちらの悩みがスッキリするピッタリなアイテムを提案してくれました。完成した今は、ホームランドさんにお任せして良かったな、としみじみ思っています」。

白とグレーを基調にしたホテルライクなランドリーコーナー兼洗面所、トイレ、バスルーム。いずれも風通しがよく手入れがしやすい素材をセレクト。いつでもクリーンな空間に。

 
天井近くの明り取りの窓から、１日中安定した光が確保できる玄関。ドアや床、壁などを一新し、新しい注文住宅のような表情に生まれ変わった