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【サードカフェがつくった新築住宅】ご夫妻の希望をどちらも切り捨てることなく程よく融合させた、理想の空間が完成

2つのテイストがミックスした唯一無二の世界観を持つ家

ご主人は水色と白のさわやかな外装の、いわゆる“カリフォルニアスタイル”を希望。打って変わって奥さまは“THE 和風”がお好み。真反対といってもいいくらいに違う二つのテイストをどう組み合わせていくかが家づくりにおいての最大の課題だったという。「いざ打ち合わせが始まってみると、心配していたことは、何だったんだろう・・と拍子抜けしてしまいました(笑)。というのも、サードカフェの桐谷さんが私たち夫婦のバラバラな意見をしっかりと汲み取ったうえでご提案してくださったおかげで、夫婦ともに納得の家が完成したんです」と奥さま。土間や格子などの和の要素と、古材などを使ったカリフォルニアスタイルをちょうどいい塩梅で融合した唯一無二の“わが家”が完成した。

奥さまが一番こだわったという和を感じさせる土間部分。壁を古材にすることでカリフォルニアスタイルともマッチ

 

リビングの主役にもなっているアイランドキッチンは「キッチンハウス」。夫婦ともに一目惚れで取り入れたのだそう。キッチン後ろの収納は、壁の古材と喧嘩しないよう白をチョイス。キッチン横のパントリーは敢えてすりガラスのような扉に。内部にダウンライトを仕込んで、バーのような演出を

 
和のテイストをさりげなく表現する杉の列柱を配置。リビングのアクセントとしてだけでなく、格子の裏側のスペースの活用方法を考えるのも楽しい

 

家族構成から考える将来を見据えたアイデア

「住んでみて想像以上によかったのは、2階の動線なんです」と奥さま。というのも、年齢を重ねるにつれて両親は1階で過ごしがちに、子どもたちは2階の自分の部屋にこもりがちになり、接点が少なくなってしまう。だからこそお風呂などの水回りを2階に据えることで、毎日交わる機会を増やすというのが桐谷さんの考えだ。「まだ子どもたちが幼いのでそこまで頭が回っていなかったのですが、お子さんがいらっしゃる桐谷さんのご意見を伺えて本当に良かったです。さらに、洗濯機のボタンを押してから洗濯物をたたむまで、半径5m以内で完結するのもすごくいい(笑)。パパとしてだけでなくママ目線の意見も桐谷さんは持ち合わせているんですよ」と、奥さま。その笑顔からも、満足度の高さがうかがえる。

 
2階にはデスクを造作。ご主人が作業する時に使っているほか、天井からが物干し竿が吊るせる仕様になっていたので、洗濯物をたたむときに活用している

 
夜になると雰囲気が一変。外灯が“濃いグレー×木材”のコントラストを際立たせ、より一層ラグジュアリーな佇まいに

Company Profile

3rd. Cafe LIVING STYLE

[所]春日市白水ヶ丘4-7 アミティときわ1階

[☏]092-983-3093

[HP]https://www.thirdcafe.com/

※この記事は「家づくりの本ふくおか・さがNo.50」より抜粋して記載しております

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