【URBAN&LOCAL】Trip.01 菊鹿ファームステイ
普段は都会に暮らすけれど、週末たまにローカルの暮らしを体験しながら、ローカルの農や食、温泉、自然など、隠れた地域の魅力を発見する、新しいライフスタイルトリップ。
今回は熊本県山鹿市菊鹿町で、福岡女子2人が菊鹿ファームステイを体験してきました。
知らない土地の魅力に触れると、たくさんの人に知ってもらいたくなる!
福岡市内で生まれ育ち、現在は飲食店のSNSアカウント運用や宿泊施設のPR動画のモデルなど、幅広く活動する橋口さん。
「東京で働くことも考えたけれど、福岡は都会と田舎のバランスがちょうどよくて、離れる必要はないと考え直しました。今は福岡を拠点に全国各地で仕事ができたらと思っています」。
大自然や趣がある宿など、心地よい空間が好きな橋口さんは、休日はクリエイターの友人たちと撮影の旅をすることも。今回のツアーも自然に触れ心地よい空間を体験できるだけでなく、これまでは遠い存在だった農業体験ができることにワクワクして、参加を志望したという。
仕事やプライベートで県外を訪れることは少なくないものの、山鹿エリアはこれまで殆ど来たことがなかったそう。
「参加前にいろいろと調べていると、歴史的建造物やワイナリーなどもあって、たくさんの人が訪れていることを知りました。けれど、私の周りで菊鹿に行っている人に出会ったことがなかったんです。ステキなところのはずなのに、知らない人がたくさんいることはもったいないですよね。今回の旅を通して感じた魅力をたくさんの人に発信できたら」と、意気込みを語ってくれた。
TEL:0968-44-4004
営業時間:9:00~18:00(公演中は見学できない場合もあり)
入場料:大人530円
休:第2水曜
https://yamaga.site/?page_id=2
日々の生活や仕事から離れ“LOCAL”な時間を過ごすことが、日常を豊かにする。
「食」を通じて“ローカルのいいもの”を発信するグロッサリーショップで、ショップ運営や併設するカフェのメニュー開発、イベントの企画・運営、商品のセレクトなど幅広く担当する伊田さん。「仕事柄、山鹿にワイナリーができたことは知っていました。ただ、訪れたことはなかったので、単純に山鹿を訪れることに興味を持っていました」と、応募動機を語ってくれた。
さっそく、気になっていた『菊鹿ワイナリー』へ。大自然の中で思いっきり深呼吸し、時間を忘れて健やかな時間を過ごす。
「普段は仕事や時間ばかりを気にしている日々ですが、週に一度でも月に一度でもいいから、日常から離れ物ごとにゆっくり向き合うことのできる“LOCAL”での生活を取り入れることができれば、普段の仕事の効率も上がると感じましたね」。
また、農業体験を通して生産者の大変さを感じたという。
「普段使わせていただいている食材のありがたみを感じましたし、食品ロスに対して何かできないかを考える、いいきっかけにもなりました」。
街から離れ“LOCAL”な時間を持つことで、日々の暮らしもさらに豊かになることを伊田さんは体感したようだ。
TEL:0968-41-8166
営業時間:10:00~17:00
休:第1・3火曜
山鹿の美味しい!楽しい!を満喫♪
山鹿の特産物を使ったスイーツやお土産品が購入できる「SHOP」の隣には、交流スペースがあり、山鹿産の食材を使ったピザやパンを販売する「STUDIO」がある。この春は山鹿産のイチゴを活用したスムージーに注目!
イチゴがたっぷりのっていて、そのフルーティな味わいに思わず笑みがこぼれる。また、芝生では子ども向け遊具を貸し出したり、4月からBBQができるようになる予定(土日のみ)だったり、さまざまな楽しみ方があるのも嬉しいところ。
TEL:0968-41-8166
営業時間:10:00~17:00
休:第1・3火曜
農業体験を通して
食のありがたさを実感。
山鹿で農業を営む坂本さんの白菜畑で追肥作業を体験。「たった1つの作業なのに野菜を育てることの大変さを学びました。日々の食事ももっと大切にいただこうと思いました」と橋口さん。日々の暮らしでは得難い体験ができるのも“LOCAL”の醍醐味。
旅の思い出を
世界に1つの作品に!
手びねりや電動ろくろのコースもあるが、この日は誰もが手軽に楽しめる「絵付コース」(約30分)を選択。茶碗や皿、マグカップに思い思いの絵柄を描いていく。焼き上がった作品が届くのは数カ月後。きっとこの器を手にする度、この度の感動が蘇るに違いない。
TEL:0968-48-3050
営業時間:9:00~17:00(受付は16:00まで)
休:第2火曜
http://www.kafutei.co.jp/anzunooka/
歴史や文化を感じ
地元の人と触れ合う。
旧豊前街道周辺には、『八千代座』や『山鹿灯籠民芸館』など、歴史や文化に触れられるスポットが点在。また、山鹿の中心部から車で30分ほどの菊池エリアにも情緒あふれる町並みがあり、旅の醍醐味である“まち歩き”を満喫できる。
“LOCAL”での体験は“URBAN”の日々を豊かにしてくれる。
情緒あふれる町並みを散策したり、温泉や大自然に触れ癒されたり。1泊2日の『菊鹿ファームステイ』は、日頃の忙しさを忘れさせてくれる楽しい時間。
未経験だった農業体験やものづくり体験では、自然の営みや食べ物の大切さ、身の回りの道具の有難みを改めて実感する、そんな日々の暮らしに活かすべき、大切な気づきの連続だった。
この旅を通して、橋口さん、伊田さんの2人が学んだことは、“LOCAL”を訪れ、そこでさまざまな体験をすることは、“URBAN”での日々の暮らしとしっかりと繋がっていて、その両方を行き来することは、人生を豊かにしてくれるということ。
一年を通してさまざまな表情を見せてくれる山鹿・菊鹿エリアは、そんな「またすぐに訪れたくなる魅力」に溢れていた。
今回は福岡女子2人が体験した『菊鹿ファームステイ』の体験モニター募集など、最新情報は下記HPをチェック!
https://urban-local.com/
問合せ先
株式会社ローカルデベロップメントラボ(担当:絹田・白水)
HP:https://urban-local.com/
MAIL:info@ldlab.co