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【住宅展示場 風のくら】古民家再生。美しく、新しい。リノベの可能性を体感『株式会社
ハウスランド社』

古民家再生 住宅展示場
kaze no KURA

 

 

緑豊かな山里に佇む『風のくら』は[ハウスランド社]のモデル住宅。
明治初期の古民家に“洋”のデザインを取り入れながら、
現代の暮らしに合う住まいへとリノベーションされている。
ここは、古い家の良さを巧みに活かすアイデアと技術の集大成。
空間のいたるところに、家づくりのヒントが息づいています。

 

 

和と洋のデザインが調和する、新時代の古民家リノベ

 

筑紫野市の総合公園から車で山神ダムへ方面へと進む。ホタルも飛ぶという清らかな川が間を流れる小さな集落、その一角に[ハウスランド社]のモデル住宅『風のくら』はある。元の家が建てられたのは、明治5年のこと。[ハウスランド社]は築約150年の古い民家を買い取り、基礎を打ち直し、断熱材や屋根を変えて、室内も全面的にリノベーションを施した。

 

BEFORE

土間と畳の間を紙の襖で仕切っていた日本昔ながらの家。土間から湿気や冷気に悩まされていた。

 

 

AFTER

建物の基礎にコンクリートを打ち、湿気や冷気を和らげることに成功。

 

 

外から見たイメージは堂々たる純和風建築だが、玄関の引き戸を開けると御覧の通り。吹き抜け天井を渡る天然木の太い梁は、新築の家ではまずお目にかかれない存在感を放ち、スペイン漆喰の壁とイタリア製のタイルを床に敷き詰めた広い土間は、まるでカフェのよう。アンティーク煉瓦を積み重ねたコーナーには薪ストーブが燃えている。

 

 

玄関を入るとタイルを敷いた土間のリビングが広がる。高い天井に渡る立派な古い梁は、構造そのものがアートのよう。「この構造が見たかった」というファンも多いほど。自然の経年美を楽しみたい。

 

 

「もともとここには“おくどさん”があり、足元は寒くてじめじめとした土間でした。同じ土間でも、現代の建築技術と素材、アイデアを組み合わせれば、これだけ洒落た空間になります。そもそも日本の古民家は懐の深い建物。紙や木という日本建築に見られる要素は、西洋建築で多用される煉瓦や鉄、海外のアンティーク家具などとの相性がとてもいい。だからリノベーションの面白さ、可能性の大きさを体感していただけるはずです」と[ハウスランド社]のスタッフは話す。
実際に『風のくら』を見学した人の多くがこの土間に心を奪われ、離れがたくなるそうだ。

 

 

玄関前の土間のリビングとつながるキッチン。家族やゲストとの会話が弾むよう、オープンでゆとりをもって動ける設計に。

 

 

リビング土間の一角にはアンティーク煉瓦を積んで薪ストーブを設置。マンションのリノベーションでも、このような本物の素材をアクセントに使うと、重厚感がでる。

 

-------Company Profile-------------------------------

株式会社 ハウスランド社 吉木事務所

[所]福岡県筑紫野市大字吉木344-1

[☏]092-922-8771

[HP]http://www.h-land.jp

※この記事は「フクオカリノベno.6」より抜粋して記載しております

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