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【家づくりのお宅訪問】生活感を抑えた、無機質な黒い家が理想でした。『ホームラボ』

スクエア×ブラックトーン
理想を追求し、叶えた住空間

玄関の正面は塗り壁。軒の天井は本物の木を使うことでエクステリアの木々と調和している

 

マイホームを建てることを決意した際に家づくりの本で[ホームラボ]を知り、建物のデザインやディテール部分のセンスがご夫妻の好みとぴったり合致。「四角い家がいい」という奥さまにとっても同社の『シンプルボックス』は理想的で、住宅展示場を覗いたときに「今まで見た中で一番ワクワクして、テンションが上がりました」と語る。デザインに対するリクエストは、「真っ黒な四角い家」という極めてシンプルなオーダーだった。簡単そうに聞こえるが、そこにはご夫妻独自のセンスとこだわりがあり、他の人なら見逃しそうな部分もストイックに突き詰めたという。「ナチュラルな感じよりかっこいい雰囲気が好き。極力白を少なくし、グレーや黒でまとめたくて、打ち合わせ中は“もっと暗く”“もっと黒を強めて”と何度もお願いしました(笑)」と奥さま。

 

1階は行き来の多い階段の存在感を抑え、リビングの憩い空間を最大限に引き立てられるように、レイアウトを熟考して縦型の間取りへ。南向きの窓からさんさんと光が入り、縦型の奥行き効果も相まってリビングが広々と感じられる。こうして間取りのアレンジを柔軟に行えるのも[ホームラボ]のシンプルボックスの強みだ。

 

アカシアの床が家のテーマカラーである黒やグレーと馴染み、より一層落ち着いたムードを放つ

 

1階にファミリークローゼットを構えることで身支度が快適に!

 

ダイニングスペース横にスタディースペースを設置

 

 

造作アレンジを活用しながら
好きな世界観で全体を統一

家づくりを進めるにあたり、真っ先に選んだのがグレーのペニンシュラ型のキッチン。無骨グレーの色味、重厚感のある佇まいに一目惚れし、同メーカーの背面収納をセットで採用。LDKを仕切らず開放的にしたことで、大勢の人を招いても空間にゆとりがあり、リラックスできるとか。

 

ちなみに、2階の子ども部屋は造作のアレンジが光る部分。「学習机に関してサイズやカラーなど悩みながら選ぶより、シンプルに作ってしまったほうがいいのかなと。すでに1階と2階に大きな収納があるので、個室のクローゼットをデスクワークスペースに変えました」と奥さま。大人顔負けのオシャレな子ども部屋が完成!お気に入りの空間だからこそ心から寛げて、家族団らんの時間も今まで以上に豊かになったようだ。

サブウェイタイプの演出が効いた造作の洗面台。2~3人並んで身支度できるワイドなつくり。脱衣所にもハンガーパイプを設置しているが、自然光が降り注ぐ2階が物干しのメインスペース

 

濃いグレーのタイルと扉が空間を引き締める玄関。サイドには大容量のシューズクロークを完備!

 

インダストリアルなトグルスイッチ。グレーの壁とチェッカーガラスともお似合い

 

グレーで統一されたキッチン「GRAFTEKT(グラフテクト)」を採用。背面の壁がモルタルのように絶妙なムラ感を演出し、空間に深みを与え、贈り物も含め“とっておきの見せ場”へと昇華。隣には、奥さまの作業スペースを兼ねたパントリーを設置

株式会社ホームラボ 住宅事業部

[所]福岡県久留米市山川沓形町2-21

[☏]0120-767-757

[HP]https://www.homelabo.com/

この記事は「ふくおか・さが 家づくりの本No.50」より抜粋して記載しております。

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