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人と人、人と場所との「つながり」で、住まいやまちをより豊かに【株式会社コプラス】

東京に本社を置く不動産コンサルティング会社『株式会社コプラス』にて、福岡オフィスのゼネラルマネージャーとして活躍する川上亜紀さん。

株式会社コプラスの主軸事業、集合住宅の一種である「コーポラティブハウス」の事業スタートからコスト管理まで全面的にコーディネイトする、コーディネイターの仕事を長年担当しています。

コーポラティブハウスとまちづくり

「コーポラティブハウス」とは、入居希望者が集まって組合を結成し、その組合が事業主となって建築する集合住宅。

戸建の注文住宅のように自由設計ができることに加え、コストもコントロールできるのが魅力だそう。

株式会社コプラスでは、コーポラティブハウスのノウハウをまちづくりに活かした、「まちづくりコンサルティング」にも尽力しており、代表的な事例は、北九州の『サトヤマヴィレッジ』。

800本もの樹木で雑木林を再現し、その周りに43戸の家々を配置、コンセプトの“里山に暮らす”を見事に叶えた、緑あふれる町となっています。

昨年スタートしたのが、久山町の「コ・ヴィレッジ桜の丘」。人口流出や少子高齢化が深刻化している草場地区の活性化を目指し、久山町が民間企業の所有する土地を購入し、開発事業者としてまちづくりを行なう、全国的にも珍しい“行政による宅地開発分譲ビジネス”なのだとか。

「地元の戸建て業者が集まって家を建て、地域に根付くまちをつくる。そこに人が集まり、行政としてのまちも豊かになる。どこか1カ所だけが得をするのではなく、“三方よし”の仕掛けを作ることがコーディネイターの役割だと思っています。」と語る川上さん。

“三方よし”に欠かせない“「つながり」を設計する”こと。これは、株式会社コプラスが掲げているキャッチフレーズでもあります。

「つながり」を作り地域の課題を解決

川上さんが担当している、篠栗町の「ファスティング旅館若杉屋」は、人と人、人と場所とのつながりを作り出すことで、地域の課題を解決した、代表的な一例。

日本三大新四国の「篠栗四国霊場」があり、かつては100万人もの人々が参拝に訪れていたという篠栗町。時代とともに参拝者が減少し、約70軒もあった旅館が、現在では10軒ほどに減ってしまったそう。

そこで、廃業した旅館のひとつ「若杉屋」を、ファスティングを専門とした体験型宿泊施設として再生。ファスティング(断食)や森林セラピー、お遍路メニューなどを体験できるプランが、女性を中心に人気を集めているのだとか。

今秋には、篠栗町にコンテナを使った観光案内拠点を作る予定もあるといい、人が減少していた篠栗町にも新たな風が吹いていることを感じられます。

「つながり」を設計し、世の中にない新たな価値をカタチにしていく株式会社コプラス、そして川上さんの挑戦。これからも住まいやまちを豊かにする「つながり」を、福岡中にもたらしてくれることを期待できそうです。

『株式会社コプラス』

本社:東京都渋谷区南平台町16-29 グリーン南平台ビル5階
福岡オフィス:福岡市博多区博多駅東1-12-17 オフィスニューガイア博多駅前6階
https://www.co-plus.co.jp/

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