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【リノベの達人 ~板倉 諒 / 鈴田 尚美 ~】インテリアスタイルに捉われず、自分らしく編集『株式会社 タカノホーム』

ライフスタイルデザイナー     鈴田 尚美(左) / 板倉 諒(右)

 

ご家族の好きなモノ・コトを
深く掘り下げていく

 

ディレクターが窓口となってお客様と見つけ出した中古物件や、代々住み継いだお住いのリノベーションのバトンをライフスタイルデザイナーとして引き継ぐのが、板倉さんと鈴田さん。
戸建て物件だったり、マンションだったり、木造や軽量鉄骨造といった工法の違いや、時を重ねた味わいを活かしたリノベを楽しみたい方、新築物件と感じるぐらいガラリと印象を変えたい方など、スタートの状況は様々。
リノベーションの設計経験が豊富な鈴田さんは、「ひとつひとつの家が持つ特徴を活かしたり、古い家が持つ魅力を最大限に引き出して、こんなに変わるなんて!と驚く笑顔が原動力になっている」とリノベでの住まいづくりに向き合っている。
「ご家族に寄り添った暮らしの提案で、喜んでいただくには、という事を日々考えている」と板倉さん。タカノホームのデザイナー陣は、お客様が実現したい住まいを、好きなテイスト、心惹かれるインテリア写真や思い出の場所、心地よさを感じる瞬間などを手掛かりに、打ち合わせを重ねて深堀りしながら感覚を共有し、設計された間取りに肉付けしていく役割を担う。決められたスタイルに捉われるのではなく、実際の暮らしを軸に様々な要素を無理のないバランスへと全体を編集していくうちに、自然と形作られていく。さらに、現場監督として施工管理も兼任。お引き渡し後の暮らし方を見据えてデザインし、現場に落とし込んで完工までを見届ける社内体制へと転換し、2,3年が経ったそう。
デザイナーそれぞれの完成現場に足を運び考察し、切磋琢磨しながら、経験やデザイン的判断などを共有するようにしているという。スタッフ一人一人の視点と、お客様の持つ個性が重なり、お互いに自分らしい(お客様らしい)住まいにするために大事なことは何かを考え形にしていくことを、デザイナーをはじめタカノホーム全体で取り組み続けている。


福岡市[M邸]
築年:43年
専有面積:81.97㎡(約25坪)
施工期間:4ヶ月

 

家族全員勢ぞろいで座れる
窓辺の長いベンチを暮らしの真ん中に

 

この空間の主役は家族全員で並んで座ってもまだまだ余裕たっぷりの窓辺の造作ベンチとダイニングに向かい合うキッチン。大きな窓から差し込む光は、解放感と心地よさを感じさせてくれる。玄関土間から、1階のお部屋の端まで見渡せる一室空間は、キッチンからもまだ小さなお子さんたちを視野の中に入れながら料理の支度ができる。プロジェクターで大画面を映し出すシアタースペースも、家族みんなでお家で過ごす時間を大切にするご家族のこだわり。

 

時を重ねた古い傷をあえて残した味わいのある既存の柱がポイント

 

グレーの壁紙や黒を効かせたアクセントの洗練された雰囲気

-------Company Profile-------------------------------

株式会社 タカノホーム

[所]福岡市南区屋形原1-36-20

[☏]0120-566-383

[HP]http://www.reform-takano.com

※この記事は「フクオカリノベno.6」より抜粋して記載しております

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