『エコワークス』掃除もしやすく、ランニングコストも抑えられる平屋の魅力を語り尽くす【家づくりのお宅訪問】
広さより、大切にしたいのは家族みんなで過ごす時間
「子どもが小学校入学までに、自然豊かな場所に家を持ちたい」と、当初はリノベーションを検討していたが、リサーチを進めていく中で[エコワークス]の存在を知ったという。「大野城のモデルハウスを訪問。無垢の木の香りがすごくよくて、すぐに気に入りました。そもそも空気のいいところに家を持ちたいと思っていたのも、子ども2人にぜん息があるから。自然素材で建てる家なら安心して過ごせそうだと思いました」。スタッフから説明を受け、「無垢の木を使って長く住める丈夫な家を建てる」という、人にも環境にも優しい家を追求する姿勢にも共感。「最初は“とにかく安くつくろう”と思っていました。でも、ライフプランも見直すことで大丈夫だと思えたので、リノベから新築に変更して、一からプランを練り直すことにしたんです」。
コンセプトは「コンパクトな平屋で、家族がリビングに集まる家」。南向きにリビングを設け、庭に面した窓は大きく開放的に。キッチンからリビング、子ども部屋を見渡せ、常に子どもの様子を見守ることができる間取りにした。個室の広さは最小限にして、収納はファミリークローゼットに集約。建坪25坪は決して大きくはないけれど、勾配天井と真っ白な漆喰の視覚効果で、実際以上の広がりを感じさせる空間に仕上がった。
平屋なら家事動線も光熱費もコンパクトに
最も悩んだのはダイニングの配置。リビングをできるだけ広くしたいのに、ダイニングセットを置くとスペースの取り合いになってしまう。「そこで、キッチンにL字型のカウンターをつけて、ここをわが家のダイニングテーブルとして使うことにしました」。広いところは食卓に、キッチン正面のカウンターはお稽古用の電子ピアノを置くほか、勉強・作業用のワークデスクとして使える優れものだ。
廊下もドアもない、家全体が一つの空間のようなHさんの家だが、住み心地はいかに?Hさんは「百点満点です。コンパクトで動きやすいし、お風呂もトイレも何もかもが近くて便利。いつもみんなリビングに集まって過ごすので、家族との距離も近くなりましたね」と笑顔を見せる。
エアコン一台で全館冷暖房
住宅性能が高いから年中快適
入居して、住宅性能の高さも実感している。「建物の気密・断熱性能が高くて、外気の影響を受けにくいようで、冬は床下エアコン一台で家の隅々まで温もります。夏はリビングのエアコンを除湿で動かしても十分冷えるんですよ」。
「平屋はおすすめ。リビングが広い家は家族が顔を合わせる時間が多い。だから、みんなこんな家にすればいいのに、と思う」と語るHさんの口ぶりからは、住まいへの愛着と満足度がひしひしと伝わってくる。「私は“木”が気に入っています。子どもと床でゴロゴロするのが大好き」というのは奥さま。無垢の杉の浮造りの床に、漆喰の壁や天井。デザインも素材も、譲れないところは曲げずに貫き通して完成させた家への愛情はひとしおだ。
「エコワークスさんで家をつくった人の中で、一番わがままを言ったのは私たちだったかもしれません。でも、しっかりと受け止めて、社内でもいろいろと話し合って考えて提案してくださったことに感謝しています。いま満足して暮らせているのはそのおかげですから」。
エコワークス株式会社 福岡オフィス
[所]福岡市博多区竹丘町1-5-38
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※この記事は「ふくおか・さが 家づくりの本No.50」より抜粋して記載しております。