【福岡麺本2021】久留米っ子のソウルフードに 上げられる讃岐うどんとは『さぬきの手打ちうどん
山忠』
久留米で先駆けとなる約50年前に、讃岐うどんを掲げ開業した「山忠」。讃岐といえばコシ強の麺。そして久留米に元来根付く筑後うどんはやわ麺が特徴。同店のうどんは半世紀にわたる歴史の中で、両地の中間をいくような独自の食感、味わいへと昇華された。頑なに守り続けているのは店内で毎朝粉から手打ちすること。気温、湿度の違いで塩分や加水を変え、柔らかすぎず硬すぎず、モチモチ感が立つ最良の麺を打つ。シャキッと“ざる”に、優しい和風出汁の温うどんも美味。麺、丼ものなどすべてのメニューがテイクアウトもできる。
ごぼう天、肉、わかめ、山かけと、うどんの具オールスターのスペシャル麺。スープは、カツオ、昆布、サバ、ウルメ節などでとった優しい味。甘く濃厚に炊いた肉の旨味も染み出している。
冷水で締め盛り付けた麺の上に、揚げたてのエビ店が3尾。ほんのりと甘い麺ツユにつけて、ズバッと啜る。、麺の角が立ち喉越しがいい
“名うどん&そば店に、名丼ぶりあり!”を納得させるカツ丼。うどんの和風ダシのコクが効いている。ふっくらと卵で閉じたカツから旨みがジュワ~
さぬきの手打ちうどん 山忠
[所]福岡県久留米市東櫛原町1105-1
[☎]0942-35-3230
[営]10:45~OS20:00、月・木曜~OS16:00
[休]不定
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