【エスプレッソホームがつくった新築住宅】(北九州市)好きやこだわりを叶えれば楽しさや愛着は止まらない
家づくりのプロであるご夫婦が
[エスプレッソホーム]のノウハウ・魅力を詰め込み、手がけた二階建て住宅です。
「椅子やソファ以外に座れるところがあると空間のアクセントになります。和室の小上がりも含め、高低差がある分、互いの目線が段々になると視点が変わって暮らしが楽しくなるんですよ」と話すのは、設計を担当した奥さま。
ご夫婦とお父様の3人暮らし。人の出入りが多いため、ゆっくりとくつろげる家族のためのプライベート空間は2階に置き、1階には元バリスタであるご主人の希望で「カフェスペースのある土間」を住まいの顔に。玄関から足を踏み入れると、広い土間に焙煎したての珈琲の香り漂う空間は、本物のカフェやバルのように洗練された佇まい!訪れる人にとってもサプライズが嬉しい安らぎの空間に仕上がっている。
「“そのひと”のためだけにつくる一杯のエスプレッソのように・・・」。
エスプレッソホームが掲げるメインコンセプトは、元バリスタであるご主人の経験や想いからつけられている。「エスプレッソの語源には“特別な”とか“濃縮された”という説があるんですね。ダブルで飲む人もいれば、ミルクやシナモンで変化を加えた味わいを好む人もいます。家づくりも、私たちバリスタ的な造り手が、床や壁、窓やキッチンといったベースに好みの色や風合いを加え、その人だけの特別な空間、住まいをつくり上げていく。共通点が多いんです」。
東・南・北と三方から採光が取れ、立地的に好条件がそろっていた敷地。奥さまはマンション住まいのころに不便だった点を改善するべく、家族がスムーズに移動できる動線にも配慮。洗濯室をつくることも重要なポイントだった。「共働きなので、室内干しできて、一連の作業が完結するようにある程度の広さは取りたかったんですね。住まい全体でいえば、間仕切り壁を極力なくして開放感を出しながら、断熱性能を上げる工夫も意識しました」と、悩みの尽きない機能性の部分にも、とことん向き合い、理想をカタチに。
今回、奥さまは壁にミツロウワックスを塗ったり、和室の小上がり部分に取り付けた収納ケースを自作。「小さな壁一面だけでも左官職人と一緒に塗ってみたり、そういう思いでは、家をより愛おしくするもの。自分の家だからこそ積極的に関わっていくと、愛着が増すと思います」と微笑む。
エスプリホーム 株式会社福原材木店
[所]福岡県北九州市八幡東区前田3-2-1
[☏]093-661-2223
※この記事は「ふくおか・さが 家づくりの本No.49」より抜粋して記載しております