話題沸騰中の『由宇子の天秤』など、10月初旬に観たい新作映画をチェック!!
シティ情報Fukuokaと福岡県の映画専門フリーマガジン・MOVIESの10月号(9/28号)より、今観たいオススメの映画をご紹介します!
【上映中】クリスマス・ウォーズ
サンタクロースのクリスと妻のルースは、何百年もの間アラスカの森の奥に身を潜めていた。しかし、サンタを信じない子どもが増えたことで、政府からの助成金が削減されてしまう。自営のおもちゃ工場の存続と従業員の生活をかけて、アメリカ陸軍から依頼された兵器の製造を始めるクリス。一方、クリスマスのプレゼントがひとかけらの石炭だったことに腹を立てた12歳の少年が、凄腕の暗殺者にサンタクロース抹殺を依頼していた!
脚本を気に入ったメル・ギブソンが、武闘派サンタを熱演。血で血を洗う激闘を繰り広げる。監督は『スモール・タウン・クライム -回り道の正義-』(’17)のネルムズ兄弟。クリスマス映画の系譜に新ジャンルを生み出した。
【福岡県での上映劇場】
T・ジョイ博多
【10月8日(金)公開】メインストリーム
『ゴッドファーザー』シリーズ(’72~)のフランシス・フォード・コッポラの孫で、ソフィア・コッポラの姪という、映画一家の新星ジア・コッポラが監督を務める。巧みな話術で瞬く間に人気YouTuberとなるリンクを、『アメイジング・スパイダーマン』(’12)のアンドリュー・ガーフィールドが熱演。
LAで映像作品をYouTubeに投稿しながら暮らす20代のフランキーは、天才的な話術を持つリンクと出会う。リンクに魅了されたフランキーは、作家を志望する友だちを巻き込んで本格的に動画制作をスタート。破天荒なリンクの言動を追った動画は瞬く間に人気になり、3人は誰もが羨む名声を得る。しかし「いいね!」を求めるあまり、リンクは自分を見失っていく…。
【福岡県での上映劇場】
KBCシネマ1・2
【10月8日(金)公開】由宇子の天秤
ドキュメンタリーディレクターの由宇子は、3年前に起きた女子高生いじめ自殺事件の真相を保守的なテレビ局の方針と対立しながらも追っていた。仕事に信念を持っていた由宇子だったが、ある時、塾を経営する父から衝撃の事実を聞かされる。それは、一人の人間としての由宇子と、ドキュメンタリーディレクターとしての由宇子、どちらが正義なのか究極の選択を迫るものだった…。
『かぞくへ』(’16)の春本雄二郎が監督・脚本を手掛け、ほとんどの撮影を群馬県高崎市で敢行した。『火口のふたり』(’19)でキネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝いた瀧内公美のほか、『佐々木、イン、マイマイン』(’20)の河合優実や『かぞくへ』(’16)の梅田誠弘らが集結。
【福岡県での上映劇場】
KBCシネマ1・2
【10月8日(金)公開】PITY ある不幸な男
不慮の事故から昏睡状態に陥った妻と生きる一人の弁護士の物語。男は、妻を想ってベッドの隅で泣き、取り乱すところから1日を始める。境遇を知り、同情心から親切になる周囲の人々だが、男は次第にそんな環境に依存していく。ある日、奇跡的に妻が目を覚まし、悲しみに暮れる日々が終わってしまった男は、自分を見失い、暴走する…。
ギリシャの新鋭監督バビス・マクリディスと、『ロブスター』(’15)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされた脚本家エフティミス・フィリップのタッグで贈る、不幸すぎるサイコスリラー。
【福岡県での上映劇場】
ユナイテッド・シネマ福岡ももち
イオンシネマ福岡
イオンシネマ大野城
イオンシネマ戸畑