『千酒万菜 うちだ産業』のスパイスおばんざいで“カレー呑み”!
『千酒万菜 うちだ産業』は、多くの人に愛された『かもめ食堂』の第二幕なのだ。
『ビアソニック』のビルの2階に店をかまえる『千酒万菜うちだ産業』の店主は『かもめ食堂』の店主・法子さん。「『かもめ食堂』の時は夢に出てくる位カレーのことばかり考えるようになってしまって。今回おとさん(ご主人の通称)と2人で再スタートして気持ちも楽になったので、自分たちのペースで長く続けていきたい」という。
気になる料理はというと、法子さんの地元・筑前秋月で母親が自家栽培する野菜&得意のスパイスを使ったおばんざいメニューが主となっている。
限られたスペースの中で大活躍するのはダッチオーブン。手際よく巧みにダッチオーブンを操り、目の前に出てきたのは色あざやかな『秋月野菜のグリル』。野菜そのものの味がぎゅっと詰まったグリルには、自家製の山椒&唐辛子オイルをかけてシンプルにいただく。
「自分の料理の実力や身の丈はわかってるからこそ素材の力が必要」と法子さんは謙遜するが、化学調味料を使わず素材の味と食感を活かした料理の数々は流石の一言。
砂ズリが入ったキーマカレーを生のピーマンと一緒に楽しむ『肉Pキーマ』や、スパイスオイルで低温調理している『砂ズリのコンフィ』も絶品!とにかくどれをとっても美味しくてスパイシーなおつまみの数々。
そして『かもめ食堂』のカレーファンだった方もご安心を。
「”カレー呑み”が浸透すればいいなと思ってるんです」ということで、夜は『丼カレー』、昼呑み&ランチタイム(日祝日のみ)は『カレープレート』を提供中。
アルコールやドリンク類も、金魚鉢を連想させるキンミヤ焼酎オリジナルカクテル『金魚』をアレンジした『パクチー金魚』や、『ラッシー春雨』『ブラックルシアン』などオリジナルメニューも多いので、どんな味かは是非お店で確かめて欲しい。
ちなみに提供するカレーはその時々で変わるので、事前にインスタ(@uchida3gyoh)でチェックしてみよう!
住所 福岡市中央区高砂1-18-2 高砂小路201
営業時間 17:00〜23:00(日祝日12:00〜18:00)
休/不定休 P/なし カード/不可