【ゆるり、しま旅。五島・福江島】観光客を移住者にする魅惑のコミュニティカフェ
「家の外の居間のように、居心地良く過ごせる場所に」という思いからつくられたコミュニティカフェ。五島を離れ、長崎で住宅総合メーカーのインテリアコーティネーターをしていたオーナーの有川和子さんが、元スーパーをリノベーションした素敵空間だ。
「家の外でもくつろげる居間のように」と、テーブルやカウンター、畳敷の小上がりがあり、気候が良い時はテラスでもくつろげる。ここでは、飲食の他に、食材や雑貨、自家製パン『ソトノマぱん』も販売。さらにイベントや子ども食堂と、多種多様な側面があり、いろんな人が有川さんに会いに来る。“五島のお母さん”的存在だ。
五島に行ったことのある人に「五島に行ってきた」と話すと「あ、あそこに行った!?」と名前が上がるような場所で、この店の存在で、他県からの移住も増えてきているのだとか。この日はお昼ご飯をいただいたけれど、お米も塩も野菜もすべて五島のものを使ったというランチがしみじみ美味しい…。この空間でまったりと過ごした時間と、五島の食材が、五臓六腑にしみ込んで、細胞レベルで記憶に残る。だからみんなここに戻ってきてしまうのね…と納得。
ソトノマ
五島市堤町1348-1
[TEL]0959-88-9191
[営]9:00〜16:00
[休]木・金曜
[席]20席
[P]あり
カード/可