オド散歩 #37『粉屋』
『オドホテル』周辺の魅力あるスポットを紹介する「オド散歩」。今回は久しぶりに番外編で、西新エリアを巡ります。
訪れたのは、西新界隈のパスタ屋の中でも特に人気の高い『粉屋』。
九州初の生パスタ専門店として知られる『パスタフレスカ 英』で修行された店主が営むお店で、こちらでも生パスタがいただけます。
場所は、法務局西新出張所から徒歩1分ほど。
中西商店街からは、路地を通って約３分のところにあります。
駐車場はありませんが、周辺にはコインパーキングが点在しています。
店内はシックで落ち着いた雰囲気。
縦長のつくりで、席数30ほどのコンパクトなお店です。
厨房を囲むように客席が配置してあるので、わずかに調理の音や匂いが伝わってきます。
パスタメニューは、5種類のソースとそれに合う具材の組み合わせから選びます。
一番バリエーションが豊富なのは、トマトソースです。ワインソース、和風ソース、そしてエッグクリームソース、オイルorバターソース、クリームソースと6種類もあるんですね。
ネットを見ていると、エッグクリームソース推しの人が話題になっていることも多いようでしたが、今回は『粉屋』の看板の味ということでトマトソースをチョイス！
えび、イカ、あさりのペスカトーレにしました。
11時から15時までのランチライムは、サラダやアンティパストを通常よりお得にいただくことができます。
今回はプラス150円で「気まぐれミニサラダ」を付けました。
「アンティパスト３種盛」（300円）や「ケーキセット（ドリンク付き）」（550円）などもありますよ。
注文を受けてから麺を茹でるので、提供まで最速でも約10分はかかるとか。やはり、待っている間に食べられるサラダやアンティパストのセットが良さそうです。
ペスカトーレが運ばれてきました。
シーフードがたっぷり乗っていますね。
鷹の爪が使われていますが、さほど辛味は感じません。もちろん辛味なしにもできます。
ちょっと太めのパスタはモチっとした食感。表面に凹凸があるので、ソースがよく絡んでいます。
麺に存在感がある分、トマトソースは軽めに仕上げてあり、麺を主役にしたパスタという印象でしょうか。でもトマトソースはニンニクが効いているので、ちゃんと主張してきます。
違うソースなら印象がガラッと変わりそうなので、2人以上で行く時は違うソースを頼んでシェアすると２倍も３倍も『粉屋』の魅力が味わえそうです。
ケーキも全て手作りで、常時3〜5種類が並んでいます。
15時からはケーキやコーヒーだけの利用も大歓迎とのこと。テイクアウトもできます。
秋季限定の「モンブラン」のほか、「ゴマのタルト」などオリジナリティのあるケーキはどれも素朴な美味しさです。
また、カプレーゼやスモークサーモンといったアンティパストも20種類近くあるので、夜はワインとアンティパストを楽しみ、〆にパスタを食べるという方も多いとか。
生麺やパスタソースが、かなりお手頃な価格でテイクアウトできるのも嬉しいところ。
麺は3日の日持ち、ソースは冷凍もできるそうなので、ストックしておくと普段の食事がワンランクアップしそうです。
＜ショップデータ＞
粉屋
福岡市早良区祖原14−９
092-831-4056
11:00〜22:00
月曜定休
転載元
オドホテル『オド散歩』
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