【夜の帳とともに魅力が輝く】
西中洲のイタリアン＆バー

2022年01月08日 公開

石畳の小路に、那珂川を眺めるバー、全国に名を轟かす名店がひしめく西中洲。その中の1軒、『鶴ノ荘』は、1階がイタリアン、2階にバーがあるシックな一軒家レストランだ。

カウンター席とテーブル席がある2階のバー。ワインの種類が豊富！

1階の『リストランテ鶴ノ荘』は、地中海のようなアーチのある壁がやわらかい印象で、テーブルのライトはまるでスポットライトのように料理を際立たせてくれて、食事とワインを楽しむ雰囲気づくりは満点だ。カウンター席もあり、おひとりさまも利用しやすく、福岡出張で美食を楽しみたいビジネスマンの利用も多いそう。

ここは、イタリアンの名店『サーラ・カリーナ』のマネージャー兼ソムリエを務めていた原田勲さんが、親戚が営んでいた料亭の名前をいただき開いた店。文豪や財界人など多くの人たちに愛され、昭和27（’52）年まで薬院で営業していたのだそう。

シェフは『イル・パッパトーレ』、『グラーツィア』と、イタリアンのベテランシェフ田原聖凡さん。この店では、和の要素も取り入れ、旬の素材を活かしたコース（８２５０円〜、サービス料別、前日までの要予約）をぜひ堪能したい。

旬の素材を活かした美しい料理の一例（メニューはその時々で変わる）

隠れ家的雰囲気の店ながら、強力なタッグで繰り出す料理とワイン，サービスの充実度で「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎２０１９特別版」に掲載されている。空間と味とサービス。三位一体で心満たされる至福のひと時を。