【インタビュー】1軍コーチとして活躍する本多コーチの素顔に迫る！
“ポンちゃん”の愛称で多くのファンに親しまれ、2018年に惜しまれながら現役を引退した福岡ソフトバンクホークスの本多雄一さん。現在は一軍内野守備走塁コーチとしてチームを支えている。プライベートでは’21年4月にオフィシャルファンクラブ「PON CLUB」が発足し、ファンとの交流の機会を広げている。今回は本多コーチの指導者としての心がけやファンとの関わり、さらにはプライベートの趣味まで幅広く伺った。
―今シーズンはコーチとしてどのようなことをテーマに指導していきたいですか？
今シーズンはコーチに就任して4年目になります。チームは昨年4位という結果に終わったということで、選手にはこれまで以上に危機感を持って練習や試合に臨んでほしいですね。昨シーズンの敗因で印象深いことが、1点を防ぐことができる場面で無駄な点を与えてしまったこと。そのためには大事な場面でのエラーを減らさないといけません。打撃はもちろん守備もすごく大事になってくるので、今シーズンは1点を防ぐ守備を強化していきたいですね。緊張に打ち勝つメンタルを身につける必要もあるので、ピンチの場面を想定した練習にも力を入れていきたいと思います。また昨シーズンはケガ人も多かったので、自分の経験を踏まえてケガをしないための身体づくりのアドバイスもしたいです。
―選手を指導する上で心がけていることはありますか？
あまりあれこれ言わないことでしょうか。特に試合前の練習時はみんな集中力を高めているので、気がついたことをよりシンプルにアドバイスするように心がけています。試合で選手がミスをしても怒ったりはしませんが、どうしたら成功につなげられるかを一緒に考えることは僕の役目だと思っています。
―今シーズン期待したい若手選手はいますか？
う～ん…全員ですね(笑)。みんなには期待している分、もっと“負けん気”を出して勝利にどん欲になってくれることを期待しています。それと若手ではありませんが、ここ数年はケガに苦しんでいる今宮選手には覚醒してほしいかな。ただ先日会った時に力強い言葉が聞けたので、今年はいけそうな気がします(笑)。今シーズンは藤本新監督が就任して新しい外国人選手やルーキーも加入するので、チーム全体がどう変わっていくかとても楽しみです。
―シーズンオフにはどんな活動をされていますか？
昨年は「PON CLUB」が発足し、トークショーや大人向けの野球教室を実施してきました。今後はオンラインこうっ流会などさまざまなイベントを開催する予定です。今年も新たな試みをファンのみなさんと一緒にしていきたいですね。いちご狩りや温泉旅行なんて企画ができたらいいな(笑)。
―最後に今年の目標を教えてください。
まずは活躍する若手選手が一人でも多く育つことが目標かな。親心ではありませんが、自分のことよりも選手の成長が喜びです。それと、個人的には健康でいることです！
新規メンバーも募集中！
「会うことに制限のかかる今こそ、応援してくださる皆さまとより近く、より繋がりを感じたい」、そんな本多コーチの想いから発足。オフ＆オンラインを通じてファンとの交流を図る。申し込みは下記URLへ。
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