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糸島では毎年冬になると、島のあちこちにカキ小屋がオープンし、多くの観光客で賑わいます。とれたてのカキをキロ単位で注文し、自分で焼いて食べるカキ小屋の楽しさは格別。 なかでも全11店舗が集まる岐志漁港のカキ小屋は、数年前にリニューアルされたばかりで、小屋の前に駐車場も整備され、天候を気にせずに立ち寄れるとあって大人気。

その中のひとつ「中宮丸」は、カキをはじめとした新鮮な魚介類が味わえるお店。カキを使ったサイドメニューも豊富で、なかでも、ガーリックを効かせたピリ辛味の「かきちゃあはん」（480円）は、中宮丸の名物のひとつ。

ジャンパーや（数量に限りあり）、軍手、トングなど必要な道具は全て揃っているので、手ぶらでカキ焼きを楽しむことができできます。網の上で焼かなければお弁当や飲み物の持ち込みOKなのも嬉しい。

この日、取材班が注文したのは、数量限定のお得な「中宮丸セット」。カキ7個に、ホタテ、サザエ、えび、ウィンナー、イカ、はまぐり、かき汁、ちゃあはん、お茶がついた充実の内容で、1,900円とリーズナブル。

単品の場合は、カキ1kg（1,100円）、ホタテ、活サザエ、活車エビなどの海鮮は１つから注文OK。「はまぐりバター」などの一品ものや、「かきちゃあはん」「かきめし」などのご飯物、「かき汁」「かき鍋」などの汁物と、豊富なメニューが揃い、生ビールやハイボールなどアルコールの注文も可能です。※炭代（1テーブル300円必要）

いざ、カキ焼きスタート！炭火の上にカキを置き、平らな方を下にして焼き始め、殻の表面が乾いてきたら裏返して1〜２分。口がパカッと開いたら、食べごろです。

岐志漁港のカキは「もりのめぐみ」とも言われ、森が育んだ栄養豊富な水が注がれる絶好のスポットに養殖場があるため、おいしいカキができることで知られています。

糸島のカキは粒が大きく、芳醇でミルキーな甘さがたまらない。さらに「中宮丸」ではカキ焼きに、チーズやもみじおろし、バジルソースやタルタルソースなど9種類のトッピング（＋各100円）もできるから、いろんな味のカキが楽しめます。これなら何個でも食べられそう！

カキ小屋のシーズンは、10月初旬〜3月まで（変動あり）。週末は込み合うため予約がオススメです。糸島の旬の味覚、ぜひ味わってみてください。

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