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福岡で誕生して100年余り、施主の想いを形にする伝統の技と伝統「マルベリーハウス」

 


完璧な仕事ぶりに同業のファンも多数


福岡で100年の歴史を持つハウスビルダー『桑野組』には、同じ業界に身を置く設計士や大工から、家づくりの依頼が入る。「社長が正直で、仕事に対して真摯。信頼してお任せできると思ってお願いした」と話すのは、とある設計士。ある時は「約60年前に親が桑野組の先先代に家を建ててもらったんです。間違いないという実感があったので、建て直す時も桑野組と決めていました」と、親子二代で相談に来た施主もいたそう。

「時代が変わっても、変わらない信頼を寄せてくださって、本当にありがたいですね。うわべだけの仕事では信頼関係は気付けませんから、真摯な姿勢で対応させていただくことを大事にしています」と桑野浩一社長。暑い信頼を寄せられる理由は、心意気の部分だけではない。100年余りにわたって受け継いできた伝統と技も然り。築50年の民家を、梁を残してリノベーションした事例や、祖父母の家の木材(一部)を再利用して新築に“想い”を継承した事例など、経験がなければ実現しなかった施工例が『桑野組』には溢れている。

 

 

『桑野組』の家づくりは、一から要望をヒアリングし、図面や設計に落とし込むことから始まる。あらかじめ用意されたプランを使用する「規格住宅」はなく、全てが自由設計の「注文住宅」。そのため、施工した住宅は唯一無二で純和風から洋館まで十人十色。「柔軟過ぎて、桑野組っぽい家がないんです(笑)」と桑野社長は笑う。戸建てやマンションのリノベーションの施工実績も多数。同時に、不動産のサポートも行っている。「レベルファイブスタジアム」や福岡市立こども病院隣の「ドナルド・マクドナルド・ハウスふくおか」など、公共事業の実績の多さからも、確かな仕事ぶりが伺える。

 

 

▽住まいに関するイベントをまとめてカレンダーにしました!

 

 


施工事例「House」


福岡市中央区のGさん邸。Gさんが生まれ育った築60年の戸建てを建てたのも先々代時代の桑野組。解体時も、まったく土台が壊れていなかったそう。建て替えに際し、住宅の窓枠や天井板などは、磨きをかけた上で、新築に活用した。「うちの職人は、パッと見ただけで、どの木材が使えるかわかるんです」と桑野社長。知識と経験がある職人だからこそ、新築に想いを受け継ぐことができた。

 

 


施工事例「Hospital」


小児科や歯科など、個人病院の設計、施工の事例も多い。患者さんに受け入れられやすいデザインに加え、調湿や空気の質に配慮した提案も行っている。

 

 


施工事例「Cafe」


本社敷地内にある『kuwanomi cafe』は、同社が古民家をリノベーションした素敵な空間。「いきなり相談に行くのは…」と思っている方も、ここなら気軽に『桑野組』の雰囲気を体験できる。また、同じ敷地内では20年前より、月に1回のマルシェを開催。交流の場として、地域住民に喜ばれている。

 

 

100年の伝統を強みに
進化の中で息づく「職人技」

『桑野組』の起源は江戸時代。家づくりを指揮する親方だった棟梁からスタートし、子孫が会社を設立。100年以上にわたって、真摯に家や施設をつくってきた老舗だ。

写真は50年以上前に、現場で直径約2mの丸太を切り出し、加工していた様子。現在は、工場でカットされた木材を使うことが建設業界のスタンダードになっているが、『桑野組』には今も手作業で切り込み(木材を選び、家のどの部分に使うのかを決め、加工する作業)ができる職人が在籍。木材の見極めに長けているため、頑丈で長持ちする家づくりが期待できる。これも、現場第一主義を貫く、職人気質の『桑野組』ならではの家づくりだ。

 

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Company Profile

マルベリーハウス 有限会社 桑野組

[住所] 福岡市早良区千隈4-20-9

[電話] 092-861-7126

[HP] http://www.kuwanogumi.com/

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