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【福岡麺本2022 – vol.11】オリジナル小麦粉「吟麦」の可能性を広げる製麺所直営店『吟麦製麺』

博多区美野島 『吟麦製麺』

 

太さや形状は同じなのに
まったく異なる麺の不思議

 

風味豊かで、健康志向な「吟麦」をご存じだろうか。これは「日田やきそば」をアレンジした『バソキ屋』の店主で、製麺に造詣が深い山中正さんが、同業者や製粉会社と開発したもの。複数の小麦を配合し、食物繊維・鉄分・ビタミンが豊富な小麦粉だ。

 

吟麦辛そば800円+ソース煮玉子150円  『バソキ屋』名物の「辛ごま」が効いたつけ汁で味わう。香ばしい豚肉とさっぱりした大根スライスが好相性で、『バソキ屋』のソースが染みた煮玉子も美味

 

『吟麦製麺』は4つのメニューが定番で、2玉まで同料金。「吟麦中華そば」はベストなタイミングで湯がいたモチモチ食感、「吟麦辛そば」は湯がいた後に水洗いしたバランス重視型の食感。
「吟麦ざるそば」は水洗いの後に氷で締めることでコシを出し、「吟麦そば」は最後にもう一度湯がいてツルツルと喉越しを良くしている。

店頭の自動販売機では、担々麺、つけ麺、パスタ麺など、意欲的に製造した麺を販売。製麺体験教室も実施している

 

 

 

吟麦中華そば600円+ソース煮玉子150円  鶏ガラと醤油をベースにしており、すっきりとしたシンプルなスープ。それによって麺の個性が一層際立って感じられる

 

厨房奥に設けられた製麺室。『吟麦製麺』や『バソキ屋』用の麺をはじめ、他店へ卸す麺もここで製造されている

 

 

 

 吟麦製麺

[所]福岡市博多区美野島1丁目9-20
[☎]092-292-4211
[営]8:00~22:00(日祝日~15:00)
[休]なし
[HP]https://www.basokiya.com/ginmugiseimen

※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
※お出かけの際は、新型コロナウィルス感染拡大防止に十分ご留意ください。
※この記事は「福岡麺本2022Vol.11」より抜粋して記載しております。

 

 

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