【福岡“鶏”まとめ】厳選!福岡の鶏料理が美味い店5選!!
焼き鳥や鶏焼肉、水炊きなど、福岡には美味しい鶏料理店が誕生。鶏料理専門店も増えてきました。今回は『福岡肉本2022』から厳選して、鶏料理が美味い店を5店舗に絞ってお届けします。
焼き鳥×ワイン、 計算し尽くされた空間、 さらに星付き店の技も!『焼き鳥とワイン 萬鳥 薬院店』
1号店である『祇園店』の好調を受け、2020年秋にオープンした『萬鳥 薬院店』。コンクリート造りのモダンな建物は、中に入ってもなお驚き続きで、巧みにレイアウトされた客席に思わず目を見張る。
店内には、カウンターが12席と、4~6名で利用できる半個室が4つ。カウンターではライブ感を、個室ではおこもり感をと、時々によって異なるムードを味わえるのも魅力だ。
店主の高﨑賢司さんは、人気焼き鳥店『鳥次』に8年、さらにミシュラン一つ星を獲得した和食店『しらに田』にも飛び込み、その繊細さにも触れた異色の料理人。それぞれから得た技術、また自身が惹かれるワインを共に楽しめる飲食店をと、オープンしたのがこの『萬鳥』なのだ。
ワインは自然派を中心にセレクト。メニューに掲載されているもののほか、約80種を揃えている。グラスでも、赤・白各4種がオーダー可。
高﨑さん曰く、「ギリギリの線を攻めています」という思いきりの良い塩加減が、素材の味を最大限に引き出す。また、焼き台には土佐の備長炭が。15時に火を起こして以降、閉店を迎えるまで丁寧な炭の世話が続く。
「まずは、おすすめ5串と、一品、サラダがセットになった『蕾』(2700円)を」と高﨑さん。ほかメニューには、『背肝』や『ハツモト』といった単品串も。『食鳥処理衛生管理者』の資格も持つ高﨑さんが、自ら丸鶏を処理するからこそ味わえる希少部位で、ぜひコースに追加して味わいたい。締めには350円でプラスできる『そぼろ丼』『鶏スープ』をぜひ。
お通しにはなんと、『しらに田』名物の『焼き胡麻豆腐』が登場。美しい佇まいに、周りはサクッ、中はトロッの食感は、やはり衝撃だ。
なお、21時以降は「ワインと一品のバー使いも大歓迎」とのこと。
『焼き鳥とワイン 萬鳥 薬院店』
[所]福岡市中央区薬院2-13-23
[TEL]092-406-8554
[営]17:30〜OS23:30
[休]月(日祝日も休みの場合あり)
[席]36席
[P] なし
カード/可
[HP]https://www.shiranita.co.jp/bancho/
[instagram]@banchou824_yakuin
独特のパリパリ感とジューシーさが融合した、福岡名物の真髄を味わう。『とり皮 やきとり みつます 天神店』
『とり皮 やきとり みつます』では、独特のパリパリ感とジューシーさが絶妙な「とり皮」が名物。脂身の少ない国産若鶏の皮を串に刺し、6日間、脂を落しながらじっくりと時間をかけながら丁寧に焼き、休まるという行程を繰り返す。
手間がかかる手法で『みつます』ならではの味を追求し、子どもから年配の方まで愛される「とり皮」は、店舗で味わうのがいちばんだが、取り寄せにも対応している。
低温調理が施されたささみはオーダーが入ってから表面を炙り提供される。
「豚バラナンコツ」は、外はパリッと香ばしく、中はトロトロに仕上げられている。また、「生つくね」は、ナンコツやもも肉など複数の部位をブレンドしてつくる。
今から50年以上前、福岡市内のとある店で誕生したこの「とり皮」は、今や福岡名物として多くの店で提供されるようになった。「うちのとり皮は他店よりもボリュームがあるので1人3本ずつからおすすめしています」と話すのは、店主の光増潤さん。名店『かわ屋』で修業し、’08年4月、南区大橋に『みつます』をオープン。その後、高宮店、天神店と展開し、昨年末にはベトナム・ホーチミンに出店した。
「背伸びすることなく気軽に日常遣いできるお店でありたいですね」と、光増さん。昨年より各店舗に自然派ワインを導入し、そのリーズナブルさも相まって早くも話題となっている。
『とり皮 やきとり みつます 天神店』
[所]福岡市中央区今泉2-4-23
[TEL]092-753-8885
[営]17:00〜24:00
[休]なし
[席]50席
[P]なし
カード/可
[HP]https://www.torikawa-mitsumasu.jp
[instagram]@guru.kawa
新鮮な鳥刺しや七輪焼が楽しめる鶏料理の専門店!『かしわ屋 藤ひさ』
大名の地鶏屋で10年修業した大将が地元でオープンした鶏料理専門の居酒屋『かしわ屋 藤ひさ』。毎日仕入れる朝引き地鶏を使った料理は、生食OKの鶏肉を備長炭で炙っていただく看板メニューの『七輪焼』を筆頭に、新鮮だからこそ味わえる逸品が目白押し!
『七輪焼』は卓上の七輪を囲み、思い思いの焼き加減で楽しめる。せせり、ハラミ、砂ズリ、ささみ、とりももなどのお得な盛り合わせの他、キモ、ハツ、皮、テールなど(単品420円~)注文もOK。
さらに、部位ごとに異なる食感やうま味が楽しめる『刺身』や、ジューシーでやわらかい『たたき』などの鶏料理は、日本酒や焼酎との相性も抜群。
『地鶏のたたき』備長炭で一気に焼き上げ、噛むほどに広がる炭の香りと、溢れ出す肉汁で口福になれる。
「肩肘はらず気軽に楽しんで欲しい」と語る大将のもてなしもあたたかく、わが家のような居心地も魅力の一つ。換気の行き届いた店内には、カウンター席の他、テーブルや個室もあり。仕事帰りの一杯や、友人・家族との食事にぜひどうぞ。
『かしわ屋 藤ひさ』
[所]福岡市東区舞松原2-11-15
[TEL]092-600-4120
[営]18:00~翌1:00
[休]不定
[席]22席
[P]なし※近隣にコインパーキングあり
カード/可 電子マネー/不可
これぞプロの味! 鶏とふわとろ卵のだし香る親子丼『鶏山劇場 ららぽーと福岡店』
ふわとろ卵が食欲をそそる『鶏山劇場』の「親子丼」は、まさにプロの一品。
一口食べれば、家では真似できない味だと誰もが感嘆する。
秘密は、約8時間に煮出して仕込んだ“鶏だし”をベースに使うこと。最初に鶏の風味と優しい旨味が広がり、なんだか心がホッ。旨味が強い親鶏と、柔らかな質感が好まれる若鶏の2種類がミックスで入っていることも、最後まで飽きずに食べられる理由だろう。
親子丼 880円
鶏だしベースの丼タレに、玉ネギ、親鶏と若鶏を加えて火を通し、2個半というたっぷりの卵でとじたボリュームある一品。大きさと食感の異なる2種類の鶏肉が美味しい
一番人気の「鶏山セット」は、親子丼、唐揚げ2個、みそ汁付きで1000円。+150円で、みそ汁を「鶏塩うどん」に変更可。「鶏塩うどん」は隠れた人気だ。
「チキン南蛮定食」(1180円)
宮崎県で本場の味を修行した料理人が、現地仕込みの味に仕上げたチキン南蛮。
一皿6~8個入りなので、シェアにもおすすめ。
「鶏そぼろ重」(880円)
甘辛く炊かれたふんわりそぼろと卵が絶妙なバランス
一口大の鶏もも肉を肉汁たっぷりに仕上げた「唐あげ」、本場宮崎仕込みの「チキン南蛮」にもプロのこだわりが光る。どのメニューもボリュームがあるので、シェアしやすいのも嬉しい。キッズメニューもあるので家族で楽しもう。
『鶏山劇場 ららぽーと福岡店』
[所]福岡市博多区那珂6-23-1 3階
[TEL]092-404-0800
[営]11:00~OS21:30
[休]ららぽーと福岡に準ずる
[席]1200席(フードコート)
[P]約3100台
カード/可
[instagram]@toriyamagekijyou
昼夜ともリピ確定!家族連れにも嬉しい “鶏”特化の新名所。『トリヤマルハチ』
ツウも唸る本格鶏料理専門店のニューカマー『トリヤマルハチ』は、「焼鳥」「かしわ飯」「水炊き」の3本柱に、サイドメニューにいたるまでとことん“鶏推し”。
同時に、広い駐車場、座敷を備えた“お子様連れ歓迎”の気軽なロードサイド店でもある。
冷凍ものは使わず、生の国産鶏を炭火で焼き上げる串類の中でも特に人気なのが『”生”つくね』。ふわふわとエアリーな食感を保つため、毎朝具を店内で仕込み、鮮度にこだわりその日にしか提供しない。
自慢の“生”つくね、塩とタレが1本ずつのり、卵黄も添えられる。手仕込みのつくねはジューシーでふ〜んわり。ナンコツの食感がいいアクセントに。
写真奥は『手羽先串』、『鶏もも串』など(各170円)
毎日仕入れる国産鶏肉を味・鮮度・ボリューム全ての面でこだわりを持って、熟練の焼鳥職人が炭火で丁寧に焼き上げる。テイクアウトでも大人気。
芳しい炭火香に包まれるオープンキッチン、『かしわ飯』は各卓上で釜をグツグツと炊き上げるなど、食欲をそそるライヴ感も魅力。
焼鳥や一品つまみながら、目の前でご飯が炊き上がるのを待つ。それが『トリヤマルハチ』流。鶏スープで米を炊くため、味わい深い。具の変化で全5種。
店内で4時間以上かけて作る2段仕込みのスープを使った本格的な博多水炊きが気軽に味わえるのもうれしい。
昼は丼や定食のランチメニュー(550円〜)のみで、炭火焼きや鍋は17:00から提供している。
福岡市・次郎丸での人気をうけ、今年7月には2号店「佐賀本庄店」もお目見え。
『トリヤマルハチ』
[所]福岡市早良区次郎丸2-30-3
[TEL]092-400-1175
[営]11:30〜OS14:30/17:00〜OS22:30(金・土曜・祝前日〜OS23:30)
[休]なし
[席]59席
[P]共用100台
カード/可(PayPay/可)
[HP]https://www.matsuishi.com/toriyamaruhachi/jiromaru/
[instagram]@toriyamaruhachi
この度、新しく創刊した『福岡肉本2022』
『福岡の肉の指南書』となる情報を多数掲載!
■オンライン販売
■公式Instagram