【大木町】道の駅から徒歩1分!家族みんなで出かけたい『いちご観光農園ラ・フレーズ』
【大木町ってどんなところ??】
福岡県の南西部に位置し、温暖多雨の穏やかな気候にくわえて、町全体が標高4~5mのほぼ平坦な田園地帯で自然に恵まれている。荘園時代の名残であるクリーク(人工水路)が張り巡らされていることが特徴。『クリークの里石丸山公園』は豊富な種類の植物や生物との触れ合いを楽しめる場所となっていて、子どもたちが遊ぶ環境として最適です。
『道の駅おおき』の隣に5棟のハウスを構える『ラ・フレーズ』。前職は関東で塾講師をやっていたという異色のキャリアを持つ黒沼さんが6年前に始めたいちご観光農園だ。毎年12月から5月頃まであまおうを中心に数種類のいちご狩りを体験できる。
黒沼さんが就農するきっかけは結婚し家族ができる中で、夜型の仕事から日中に働く生活へシフトしたいと思い始めたことから。そこで思いついたのが農業だった。「甘い考えでしたね(笑)」と振り返る。その後退職し地元福岡へ戻り、県の農業大学校へ通った。
通いながら農業ができる土地を探していたところ、声を掛けてくれたのが大木町だった。アスパラ作りからスタートし未経験ながら必死に取り組むうちにいちご農園のお話をいただいたそうだ。「ご縁とまわりの皆さんの協力のおかげでなんとかやれてます」という。
現在ラ・フレーズではあまおうと章姫(あきひめ)と恋みのりの3品種のいちご狩りができる。
あまおうは王道らしくサイズも大きく、酸味と甘みのバランスが良い味わい。
章姫は酸味は少なめで甘みが強くやわらかな食感が特徴だ。
恋みのりは甘い香りが強く少し歯ごたえがある食感がたまらない。
どの品種にも個性があり、食べ比べて好みの味を見つけるのも楽しそうだ。
章姫は1月、あまおうは2月、恋みのりは3月と食べごろの時期が品種により違うため毎月の味の変化も楽しめる。
ハウス内には子どもが遊べるスペースもあるので家族連れでの利用もおすすめだ。
大木町に移り住んで10年。
関東にいる頃はビルの間からしか見えなかった空がここでは果てしなく広がっている。
太陽の昇り沈みとともに働ける今の環境にとても満足しているそうだ。
「いちごは品種違いで味わいも様々。毎年いろんな品種のいちごを楽しんでいただけるよう挑戦したいですね」と黒沼さん。
共に汗を流す仲間も増えた。まだまだ修行中のいちご作りは可能性無限大。
月に一度は妻の一沙さん手作りのいちご牛乳も販売中。
今後の新たな展開も楽しみだ。
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いちご観光農園ラ・フレーズ
住所:三瀦郡大木町横溝1331-1
電話:090-2055-7017(予約はHPにて。当日予約のみ電話からも受付可)
営業:10:00~15:00
定休:月・木曜
料金:一般:90分2300円/5歳~小学生:1000円
P:道の駅のパーキングに駐車可能