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新・久留米ドライブvol.4【手仕事モノ語りから、青空、時々、美味なり。】

新・久留米ドライブvol.4
【手仕事モノ語りから、青空、時々、美味なり。】

LOVE FM DJが、春の久留米〜満喫ドライブ新コースを直接取材!
その名も『旅するFoodieたちへ。新・くるめツーリズムのすすめ。』
久留米市近郊の「美・健康・食」をテーマに新たなルートを作成し、久留米の魅力を6回に分けてご紹介する企画です。
今回は、第4弾「手仕事モノ語りから、青空、時々、美味なり。」をお届けします!DJ・KANAさんと一緒の旅です!

 

 

|受け継がれてきた伝統技術にふれる『大川テラッツァ』

今回の旅は“家具の街・大川”からスタート。ここ『大川テラッツァ(OKAWA TERRAZZA)』では、480余年にわたる家具作りの歴史や大川市の職人魂を伝えるとともに、大川市の観光スポットやインテリア情報を発信しています。おみやげコーナーでは、職人が作った木工商品や大川の特産品を販売。ウッドデッキのカフェスペースもあり、すぐ横の堤防から筑後川昇開橋を望むこともできます。

大川テラッツァ(OKAWA TERRAZZA)

住所:大川市大字向島2525-2

TEL:0944-87-0923

HP:https://www.okawa-kk.com/

 

 

|「大川タレ付け唐揚げ」発祥の店『唐揚げ 大将』

多くの家庭や居酒屋でも親しまれている定番料理・唐揚げ。大川市では昔からタレにつけて食べる習慣があるって知っていますか? 『唐揚げ 大将』を1963年に創業した故・平野敏典さんが東京・築地の日本料理店で修業した経験を生かし、昆布ダシをベースにしたタレにつけて食べるスタイルを考案したのが始まりだそうです。現在、厨房で唐揚げを揚げるのは敏典さんの妻・澄子さんと娘の明子さん。塩コショウのみのシンプルな味付けで鶏肉に片栗粉をまぶし、油の音や衣の色で揚げるタイミングを見計らっていました。

 

メニューは写真の「骨なし」(500円)のほか、「骨つき」「手羽先」「砂ずり」「肝」(各500円)、「もも」(1本600円前後)があります。ほんのり甘いタレに唐揚げをつけると、余分な脂が落ちてよりさっぱりとした味わいに。「タレにつけても衣はサクッとしたまま。とても軽い食感なので、いくつでも食べられそうです」。『唐揚げ 大将』から広まった「大川タレ付け唐揚げ」は、大川市民のソウルフードとなっています。

唐揚げ 大将

住所:大川市大字酒見1-3

TEL:0944-88-1828

 

|知る人ぞ知る、元酒蔵が営む地元の名店『菊菱』

昼食は蔵元だった頃の面影が残るうなぎ料理店『菊菱』へ。かつて筑後川は天然うなぎの好漁場で、筑後川沿いの黒田地区は福岡屈指のうなぎ処として栄えてきました。酒蔵を改装したという『菊菱』は、白壁造りで高い天井や柱、梁、民芸風のインテリアに趣深い和の情緒が漂います。店内奥にある酒樽を横にした席は、ユニークな造りがSNS映えしそうな雰囲気です。

 

私たちがいただいたのは、肝吸、うざく、うまき、小鉢、漬物、果物、コーヒーまたはアイスクリームが付く「特上せいろ蒸し」(4,900円)。蓋を開けて敷き詰められたうなぎとご対面すると、思わずKANAさんの顔がほころびます。「うなぎの身はやわらかくて、タレの甘さが控えめな上品な味わいですね。せいろ蒸し以外のうなぎ料理も堪能できる特上がおすすめです」とKANAさんも大満足でした。

菊菱(きくびし)

住所:久留米市大善寺町黒田434

TEL:0942-27-0176

 

|『道の駅 おおき』で特産品のキノコもぎ採りを体験

国道442号沿いに位置する『道の駅 おおき』は、地元民にも観光客にも人気のスポット。大木町・大川市・久留米市城島町で採れた野菜や加工品を販売する「くるるん夢市場」、地元の食材を使ったデリ&ビュッフェ「くるるん」のほか、旬の野菜や果物を収穫できる観光農園もあります。ずらりと並ぶ新鮮野菜や季節の花々に、KANAさんのテンションもアップ!

 

大木町は、九州を代表するキノコの産地。直売所の「くるるん夢市場」では、エリンギ、シメジ、ヌメリスギタケ、エノキタケのもぎ採り体験(100円~)が通年可能です。まずは「きのこ」もぎとりギャラリーに入って、買って帰りたいキノコを選びましょう。ギャラリーを出て、レジ横のテーブルでキノコをポットからもぎ採ったらお会計です。「親指でキノコを押し上げると簡単にもぎ採れました。買い物だけじゃなく、体験もできるなんて楽しい道の駅です」

道の駅 おおき くるるん夢市場

住所:三潴郡大木町横溝1331-1

TEL:0944-75-2153

HP:https://www.michinoekioki.com/

 

 

|伝統技術と人の想いを紡いでいく『西原糸店』

1917(大正6)年に糸・繊維製品の卸売業として前身の『西原商店』を創業し、1951(昭和26)年より『西原糸店』となりました。現在は地元の伝統工芸品である久留米絣の製品を取り扱っています。そして店頭にはなぜか駄菓子が。「子どもたちの居場所を作ろうと、急逝した5代目が始めたんです」と5代目・西原健太さんの母で現在代表を務める西原佳江さんが教えてくれました。

 

久留米絣の商品は衣類やバッグ、小物などさまざまで、地元のシューズメーカー「ムーンスター」とのコラボ商品もありました。オリジナルブランド「NeuWavy」は健太さんが生前に久留米絣の歴史を次世代へ繋いでいけるように構想していたもので、佳江さんがその遺志を継いで実現したブランドです。ネクタイやポケットチーフ、スウェットをはじめ、どれも現代ファッションにマッチします。「まちや人とのつながりを大切にする健太さんの想いに胸を打たれました。佳江さんの人柄がとても素敵で会いに行きたくなるお店です」とKANAさんお気に入りのお店となったようです。

西原糸店

住所:久留米市中央町35-1

TEL:0942-34-1861

HP:https://nishihara-itoten.co.jp/


今回めぐったドライブ旅、またその他のドライブルートの詳細は、「久留米公式観光サイト ほとめきの街」に掲載中! 週末のおでかけにぴったりの久留米とその近郊のモデルルートをチェックしてくださいね!

久留米公式観光サイト >> ほとめきの街

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