2023ラーメン新時代『ニシムラ麺』

2023年03月17日 公開

ミシュランシェフが生み出す魅惑のスープ

新時代の幕を開けたイノベーティブ・ラーメン

『ラ・ニッシュ』から『ニシムラタカヒト ラ・キュイジーヌ・クリアティビテ』に名前を変えて、和洋中とジャンルにしばられないフュージョン料理へとシフトした西村貴仁シェフ。

南区平和の住宅街にある静かな邸宅で楽しむコース料理は、大人気だが、ミシュラン・シェフの創造的な味の世界をもっと広く多くの人に、気軽に楽しんでほしいという、シェフの思いが募り、ランチメニューを夜のコースでも出していたラーメンに変更。

スタートしたのは´20年4月。コロナ渦で夜の集客が難しい時期に新しい試みを軌道に乗せられたことは天の采配か。シェフのインスピレーションで不定期に新メニューが生まれる厳選素材のスープを余すことなく味わうために、鋳物鍋のストウブで炊く炊きたてのご飯も用意。パルメザンチーズをかけてリゾット風にしてと、二段階の楽しみも提案。

ポルチーニ茸、椎茸、トリュフなど、和洋の食材の旨味を存分に引き出したスープに合うよう『製麵屋慶史』と試行錯誤してつくり上げた全粒粉やライ麦などを使い分け、ラーメンの新世界を見せてくれる。

食材から受けるひらめきから生まれるスープは、その名前からは想像がつかないのに、香りと美味しさに魅了され、ラーメンとしての完成度の高さに驚くばかり。

西鉄平尾駅から徒歩12分の住宅街に行列ができるのも無理はない。

「ゴルゴンゾーラチーズラー麺」 (1780円)。伊産ルーチーズの香りは立つのにクセがない からつい飲みたくなる絶品スープ。

モチモチのちぢれ麺で楽しんだ後はSTAUBで炊いたご 飯(小100円、中150円、大250円)で〆にリゾットを。写真は中、小は2~3口だからお腹 いっぱいでも試しやすい。

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