【筑前町】明治創業の蔵元が提案する新たなペアリング体験『天盃』
【筑前町ってどんなところ???】
福岡県中南部に位置し、2005年に旧夜須町と旧三輪町の合併により誕生した町です。日本最古の神社といわれる「大己貴神社(おおなむちじんじゃ)」などの観光名所や町一番の祭り「ど~んとかがし祭」、子どもたちと思いっきり遊べる「夜須高原記念の森」、「みわせんべい」など物産・工芸品や歴史、大自然まで、たくさんの見どころがある。
『天盃』は明治31年の創業から焼酎一筋の酒蔵。日本で初めて常圧蒸溜で麦と麦麹だけで造る無添加の大麦100%の麦焼酎の製造に成功した蔵元だ。
今回、話を聞いたのは天盃の五代目でもある専務取締役の多田 匠さん。以前は東京で広告関係の仕事をしていたが2021年に帰郷。天盃の広告塔として様々なメディアに登場したり、他業種とのコラボを企画したり。天盃の焼酎をもっと多くの人に楽しんでもらうために日々駆け回っている。
天盃の人気商品のひとつ、『クラフトマン多田』は四代目である匠さんの父が麦焼酎業界で初めて確立した自社の蔵付き乳酸菌で『乳酸発酵』を行う技術により生み出された『究極の食中酒』だ。
塩味やぽん酢などの味に合う『スパニッシュオレンジ』、醤油やタレなどの熟成系の味に合うのが『キャンティブラウン』、香草焼きなどイタリア料理に合うのが『スリープオブザムーン 杉』。バターを使った濃厚なビストロ系は『スリープオブザムーン(オーク樽)』いずれも味の特徴がはっきりしていて、料理との相性に合わせて楽しめる本格焼酎だ。
『コーヒースペシャリテ』は「珈琲」×「焼酎」の大人のリキュール。ホンジュラス産のコーヒー豆をダイレクトトレードで支援する愛媛の『カトラッチャ珈琲焙煎所』と筑前町の完全無添加、有機栽培の『さとうきび釜焚き黒蜜』、そして天盃のコラボレーションにより実現した一本だ。この商品の開発にはバックストーリーがあるので、下記サイトをぜひ一読してほしい。
https://www.tenpai.co.jp/coffee-spclt/challenge.html
「直売所では単に天盃の商品を販売するだけでなく、お越しいただいたお客様とのコミュニケーションを大切にしています。商品に対するご意見をダイレクトにいただける貴重な機会ですので。」と匠さん。会社にいる限り、接客は自ら行なうそうだ。
『クラフトマン多田』は『究極の食中酒』。なので直売所に来た人にはおすすめ料理のレシピを紹介している。そのレシピの提案は匠さんの母である美喜さんが担当。『美喜ママ通信』のタイトルで、かわいいイラストも添え手作りしている。高級食材ではなく、スーパーで手に入る旬な食材を使った実用的なレシピで天盃ファンに好評だそうだ。
「これからは直売所にならではの商品展開やイベントにも力を入れていきたいですね。」と匠さん。五代目の今後の新たなチャレンジが楽しみだ。
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天盃
住所:朝倉郡筑前町森山978
電話:0946-22-1717
営業時間:9::00~17:00
休:土・日曜
P:あり
カード/可 PayPay可