【福岡麺本2023-vol.12 】この時代に値下げ、正気ですか?『博多三氣 セルフ板付店』
博多区板付
博多三氣 セルフ板付店
美味しさはそのままに
セルフでよりお手頃に
福岡県内に11店舗を展開する『博多三氣』。その『板付店』が、3月27日『セルフ三氣』としてリニューアルオープンした。券売機で食券を購入すると、食券に記載された番号が店内のモニターに表示される。ラーメンが出来上がったら自分で受取口へ取りに行き、食べ終わったら自分で食器を返却するセルフスタイル。ショッピングモールのフードコートが1つの店舗になったようなイメージだ。セルフ化することでコストを削減でき、原材料高騰により多くの飲食店で値上げが続くこの時代に、一杯50円の値下げを実現した。
セルフになってもこれまでと変わらない美味しさを楽しむことができる。スープは、九州産の豚の頭骨を厳選し、丁寧に下処理して臭みを抑えた、あっさりとした中にコクと旨味がある味わいで、子どもからお年寄りまで幅広い世代から愛されている。シンプルなので毎日でも食べたくなると、リピーターも多い。
また、“三氣と言えば”のサービス、替え玉10円も継続。ラー麦を100%使用し、『博多製麺所』にて作る自家製麺は、通常の製麺より工程が多く、時間と手間がかかるそうだが、小麦本来の香りを楽しめる。ラー麦の美味しさをより多くの人に知ってもらいたいと、この価格での提供を続けている。
チャーシューは、店舗のリニューアルと同時に豚肩ロースから豚バラ肉に変更した。脂が多い部位なので、スープに脂が溶け出し、しっかりと旨味を感じられる。以前のチャーシューの味を知っている人は、その違いを楽しんで欲しい。
他店舗と同じラーメンに加えて、『セルフ三氣』だけのオリジナルメニュー「ラーちゃん」も仲間入りした。自家製のちゃんぽん麺を使用したラーちゃんは、海鮮と野菜がたっぷり入った『土鍋海鮮ラーちゃん』と味噌ともつの旨味を堪能できる『土鍋味噌和牛もつラーちゃん』の2種類。土鍋で提供されるのでグツグツと熱く、時間が経っても熱々のままでいただくことができる。
中身はパワーアップしながら、さらにお手頃になった『セルフ三氣』を、ぜひ行きつけのお店にしてみてはいかが?
\セルフになっても味に妥協なし!/
SHOP INFORMATION ーーーーーーーー
博多三氣セルフ板付店
[所]福岡市博多区板付2-2-11
[☎]092-409-5363
[営]11:00~23:00(最終入店22:30)
[休]不定
[IG]@hakatasanki_jp
※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
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