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四季を感じる、使って楽しむ 中庭がある暮らし|栗原建設株式会社

【家づくりの本AWARD2023】

古賀市在住 Yさんの住まい

「明るい家は南側にリビングがある」その思い込みを

解いてくれたのは一枚の設計図。中庭と吹抜けの窓で

名実ともに「明るい我が家」が実現しました。

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南側リビングでなくても中庭と吹抜けで採光できる

大手住宅メーカーと契約し、土地も購入、設計段階に進んだYさん夫妻。本来なら、楽しく打ち合わせに臨んでいるはずだったのだが…「最初に接客してくれた営業さんの後任の方や設計さんとのコミュニケーションがスムーズにいかず、いくらプランを見せてもらってもピンとこなくて」。この家で暮らすイメージが持てない、とついに契約を打ち切ってしまったという。家を建てるのを諦め、土地も売却しようと思っていた矢先、「妻が、大手メーカーでなく、地元で家づくりをしているところがあるんじゃないか、とネットで検索してくれて。そこで見つけたのが栗原建設でした」。

土地はあるが建築を迷っている、と相談したところ、[栗原建設]の専務の栗原さんから「まずは土地を見せてください」と言われ、現地を案内。2回目に会ったときには、図面が完成していた。「今まで考えていた間取りは、南側から採光するため北側に建物を寄せる間取りでしたが、栗原さんからの提案を見て、『こういう方法があったのか!』と感激しました」。

栗原さんは設計意図を次のように語る。「敷地の北側が道路に面していて、東・西・南に家が建っている土地なので、隣家の目を避けることと採光に配慮しました。無理やり南側に庭をつくって採光しようとすると間取りが限定されるので、吹抜けに大きなフィックス窓をつくって北・南・東から採光することを提案しました。さらに中庭つくれば、そこからも光を取り入れられるので、必ずしも南リビングでなくても『明るい家』を実現できます。車も出入りしやすいように駐車場の位置を変更して、最大6台停められるようにしました」。

どこにいても家族の気配を感じるオープンな間取り

「住む人目線で、動線がスマート。最初に設計図を見た時からクオリティが高くてうれしかった」と振り返るYさん。結局、キッチンから洗面台への動線と、勝手口を追加しただけで、最初の提案のままの図面で工事をスタートさせることにした。

壁付けキッチンをアレンジしてアイランド型に。グレーの立ち上がりと木目のカウンターで覆ったことで、インテリアとの相性も◎。洗面・浴室側と、パントリー・勝手口側への動線もコンパクトで、家族とコミュニケーションをとりながら家事ができるようになった

壁付けキッチンをアレンジしてアイランド型に。グレーの立ち上がりと木目のカウンターで覆ったことで、インテリアとの相性も◎

キッチンは壁付けキッチンをベースにアレンジすることで、アイランドキッチン風。ぐるりと回れる動線を確保しつつ、設備コストを抑えることができた。「キッチンのカウンターは安全に配慮して大工さんが面取りをしてくれました。背面の飾り棚も、ダイニングテーブルも大工さんの手によるものです。空間に似合うものを自分たちで選ぶのは大変なので、トータルでコーディネートしてつくってもらえてよかったです」。

中庭も、当初は特段の工夫もせず、フリースペースのように使うつもりだったそうだが、栗原さんからの提案で木を植えることにした。「四季を感じつつ、年中緑を楽しめるように」と、落葉樹と常緑樹のハイブリッドで植栽。シンボルツリーはもみじ。細い幹が数本立っていて小さな庭でも植えやすい「株立ち」を選び、足元にはスペースの有効活用ができるようにあえて斜めにカットした天然石を敷いて意匠を凝らした。

「入居したのは冬だったので、その時点ではもみじはつんつるてんだったんですが、春になって芽が出て、今はすっかり葉が茂っています。中庭の木はちょうど隣家との目隠しになるし、夜はライトアップもできていい雰囲気なんですよ」。

吹抜けには北・東・南側に大きなフィックス窓を設けて採光。子どものためのスタディスペースとしてリビングの一角にデスクを造り付けた

入居して半年が過ぎた。大きな窓はあるけどプライベートが守られていて、家中どこにいてもやさしい光が差し込み、開放感がある。どこを切り取っても絵になるインテリアも、使いやすい家事動線も、住心地は申し分ないそうだ。

「お気に入りは、キッチンに立った時に目の前に広がる中庭の景色。隣の家と視線が合うことはないけれど、玄関に人が来る気配はちゃんとわかるように設計されていて、窓の位置が絶妙なんです」と奥さま。Yさんも「中庭とリビングとのつながりがよくて、ここでバーベーキューをする時は庭に下りる階段と玄関のポーチに腰掛けるとちょうどいい高さで。見るだけじゃない、使える中庭なんですよ」と絶賛。どうやら栗原さんの「家の中に眺めて、使って楽しむ憩いの場をつくる作戦」は奏功したようだ。

家事や仕事に使えるカウンターとクロゼットのある2階のフリースペース

洗面台は脱衣所とセパレート。床は水に強いクッションフロア

「建てる時も、建てた後もめちゃめちゃ満足度が高い」と家づくりを振り返るYさん夫妻。そこには安心して任せられる工務店との出会いがあったと語る。「私たちが言葉で表現できないことをくみとってつくってくれて、何か要望を伝えると『それもいいけどこれもいい』ともっといい提案で返してくれる。だから信頼できたし、工事も最終段階になる頃には『栗原さんに任せておけば大丈夫』と思うようになっていて、外構はほぼお任せ。栗原さんが200本の中から選んでくれた枝ぶりの良いアオダマが白い壁に映えて気に入っています。これから家づくりを考える人に伝えておきたいのは、テレビCMをやったり、モデルハウスにのぼりを立てたりしているメーカーだけがいい家を建てる会社じゃない、ということ。住むのは人で、つくるのも人、なんです」。

 

 

Company Profile

栗原建設 株式会社

 

「お客様第一主義の家づくり」を大切に住まいづくりのお手伝いを

昭和33年創業、「地域に根差した工務店」として独自の特徴や匠の技を活かし、皆さまの「いい住まい」はどのようなものかを考え、安心して住み続けられる、お客様一人ひとりに寄り添った住まいづくりを提供していきたいと考えています。

 

[住所] 福岡県古賀市川原1295
[電話] 092-942-2987
[施工エリア] 福岡県全域
[設立] 昭和33年6月
[従業員数] 7名
[許可・登録] 福岡県知事許可(般-29)第106450号/宅地建物取引主任者 福岡県知事(2)第17180号
[保証] 20年長期地盤保証/シロアリ保証5年/新築瑕疵保険「ハウスプラスすまい保険」10年

 

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