やまやのヒミツ vol.18『やまや開発秘話
めんたいチューブ編』
【連載企画】やまやのヒミツ vol.18
~新商品開発のヒミツ篇~
福岡人におなじみ、明太子の〈やまや〉。ふだん使いやお土産に、ますます人気の「めんたいチュープ」に仲間が新登場。1年以上にわたる開発のヒミツに迫ります!
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やまや開発秘話 『めんたいチューブ』編
あなたの好みはどの1本? 新チューブ開発に密着!
明太子の楽しみ方は自由! ということを実感させてくれる『めんたいチューブ』シリーズ。
リニューアル販売に向けての企画立ち上げから密着し、〈やまや〉の商品開発はどのように行われているかに迫りました。磨き抜かれたこの4種類には各部署の熱い思いが詰まっています。
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\「めんたいチューブ」の新商品 “鮭めんたい” 開発に密着!/
「めんたいチューブ」の新しい仲間となった「鮭めんたい」。開発期間は約1年です。営業、開発、工場、マーケティングチームが一丸となり、商品開発に取り組んできました。
〈やまや〉のヒット作はこのようにして生まれます。その心臓部をのぞいてみよう!
①開発スタート!キックオフミーティング
最初のミーティングは2022年8月。現在のチューブ市場を改めて確認し、 新商品の「鮭めんたい」、 既存のものから選りすぐった 「からしめんたい」 「梅昆布めんたい」 「めんたいフランス」の全4種類のラインナップでいくことが正式に決定されました。
②コンセプトシートを作成し味の方向性を決定
開発チームが試作した、さまざまな 「鮭めんたい」を食べ比べます。鮭とろ×鮭フレークや、レモン、柚子胡椒を加えたものなどバリエーションは多岐にわたり、1つずつご飯と合わせて試食するなどして入念にチェック。容器の口の形状についても議題に上がりました。
③開発チームで試作 安全性も入念にチェック
開発チームはミーティングで上がった改善案や味の方向性を元にラボで試作を繰り返します。味わいの面では一番評判の良かった 「鮭とろ」。油が分離しやすいという問題を解決することが最も難題でした。写真は、菌数をコントロールするための、加熱処理テストの様子。
④コンセプトに合わせてデザイン フードスタイリストも兼務
“鮭”に合わせた、ベージュ系のパッケージを新たに制作。合わせて、他商品のパッケージのリニューアルも行ないます。パッケージ上部の、分かりやすい使用例の写真もデザイナーが段取りして撮影したものです。器などの小道具も用意して現場に立ち会い、カメラマンに指示を出します。
⑤明太子業界の時流を読んだ営業の販売戦略
「めんたいチューブ」 人気は、国内だけでなく、インバウンド需要にも支えられてきました。今後の外国人観光客の流れやニーズも深掘りしながら販売戦略を立てます。各直営店、免税店などの展開の仕方、フェア、イベントの打ち出し方などを確認します。
⑥各部署で最終調整 工場で生産スタート
いよいよ工場で新しい 「めんたいチューブ」の容器を用いての生産がスタートします。スムーズにラインを流れるかを入念にチェック。明太子のボトリング、シーリングは機械を用いますが、1つずつセットするのは人の手です。
⑦約1年かけて商品が完成!各売り場の店頭に並ぶ
開発期間1年以上をかけ、ようやく完成した「めんたいチューブ」新シリーズの全4種類が店頭に並んだのは、2023年9月。前シリーズからのファンだけでなく、手に取りやすいパッケージで新たな客層の心を掴みました。インバウンドへの売上げも好調です。
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\めんたいチューブの簡単レシピ/
『鮭めんたいのポテトグラタン』
~材料(1人前)~
・ジャガイモ(薄切り) 1/2コ
・玉ねぎ(薄切り) 1/6コ
・ミックスチーズ 30g
・小麦粉 大さじ1
・牛乳 120ml
・ パン粉 適量
・パセリ 適量
・バター 10g
・『めんたいチューブ(鮭めんたい)』 10cm ×2絞り
~作り方~
①ジャガイモを電子レンジ500Wで3分ほど加熱。
②フライパンにバターと玉ねぎを入れて炒め、玉ねぎが透明になったら小麦粉を加え、粉っぽさがなくなるまで全体を絡める。 牛乳を少しずつ加えながら混ぜてとろみをつける。
③グラタン皿にバター (分量外)を塗って ① を入れ、②とミックスチーズをかける。「めんたいチューブ(鮭めんたい)を2絞り、パン粉をかけてトースターで約5分焼く。仕上げにパセリを散らす。
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