【福岡グルメNEW OPEN】究極のミニマリズムだからこそ映える〈はかた地どり〉を堪能する魅惑の創作焼鳥コース『ITARU ゐたる』

2023年12月21日 公開

姪浜駅から徒歩1分ほどの住宅街にあり、店の看板も何も出さず、ポツンと灯りがあるだけの究極の隠れ家。ここは古民家スペイン料理店『リコント』の姉妹店で、近藤慎介シェフが和洋の技術を駆使した、22品のコースを堪能できる焼鳥店だ。敢えて目立たないようにしていても、すでにフーディーズが続々と訪れ、おひとりさまもゆっくり楽しめるカウンター席、4名の個室もあり、接待や記念日などの利用も多いのだそう。メインは軍鶏と旨味成分イノシン酸が豊富なサザナミを祖父母にもち、肉付きの良い白色プリマスロックを掛け合わせた〈はかた地どり〉の焼鳥。生産者と繋がりができた事が出店の大きな鍵だったと近藤シェフは語る。

「いろんな部位を少しずつ味わっていただけるようにしています。手羽先の塩焼きは皆さん、食べた瞬間に驚かれます（笑）。大葉とネギ、ショウガ、山芋でさわやかな風味に仕上げた自家製つくねも人気です」。はじめの一皿から冷菜、スープ、前菜、串物などなどを食べ進め、〆は親子丼、フォー、つまんでご卵の卵かけご飯のうちから1つ選ぶが、そのご飯も糸島の米〈伊都ひかり〉、海苔は姪浜産など地元の味を楽しめる。それに合わせるのは国産ワインや近藤シェフ自ら蔵元を訪ねて厳選した日本酒や焼酎。お腹を空かせて訪れたい。

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