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【フクオカリノベ No.12】すてきなリノベのお宅訪問・戸建て|実家リノベで始める開放感と温もりのある生活『星和住研』

すてきなリノベのお宅訪問[戸建て]RENOVA

星和住研
北九州市八幡西区  U邸

LDK/無垢の木の温もりを感じられる空間。開口は広くなったが、窓・サッシの断熱性能が高いため開放感と快適性を両立できた

 

吹抜けの代わりに求めたのは
視界が庭へと広がる開放感

 

定年後の住まいに「妻の実家」を選んだUさん夫妻。両親は健在で、築20年の住居は十分住める状態ではあったが、駐車場が玄関から離れていることに若干の不便を感じていたという。「玄関の位置の変更と水回り設備の交換だけでなく、家全体を見直して、もっと住みやすくしよう」とリノベーションを検討。無垢の木をふんだんに使ったデザインとオリジナル造作を得意とする[星和住研]に依頼することにした。

 

美しい造作障子。桟の幅を揃えているので一枚のように見える

 

大きな吹抜けになっていたリビングは、冷暖房効率を高めるために天井の高さを普通に戻して庭向きに大開口を確保。床とフラットにつながるウッドデッキも設け、屋外へとつながる開放感を感じられる空間となった。

 

和風だった植栽も見直し、室内から庭まで[星和住研]がトータルでコーディネート。室内から外へフラットにつながるウッドデッキがリビングをより一層広く見せている

 

メインで使ったのはタモ材。硬くてきずが入りにくく、家具にもよく用いられることから、キッチン周りの収納やテレビボード、建具なども同じ素材で造作。インテリアが統一され、地震による家具の転倒の心配もなくなった。

 

Living/収納や建具、テレビボードも無垢材で造作することでインテリアが統一され、間接照明も心地良い。リビングの照明は食事モード、夜のくつろぎモードなど、4つの設定をスイッチで切り替えられるようになっている

 

 

奥さまこだわりの動線計画
ソファ代わりにヌックを提案

 

奥さまからの要望は、玄関とキッチンの間にパントリー兼ユーティリティ収納をつくること。「買い物の荷物は全部ここで仕分けして整理します。各部屋に収納をつくって片付ける方が多いと思いますが、我が家では買い置きも文具も書類も全部ここに集約。『あの部屋に全部ある』状態で便利になりました」。

 

すっきり見えを叶えるために、家電を隠すよう設計されたキッチン。エアコンもルーバー(写真左上)で隠している

 

ドアは引き戸中心につくり変え、玄関にはスロープも設けるなど、バリアフリーへも配慮。両親は床よりイスに座ることを好むようになっていたことから、畳の部屋はなくすことにした。「そうするとゴロンと寝転がれる場所がなくなってしまって。ソファを置くとかさばるのでどうしようかと相談して、リビングにヌックをつくることを提案してもらったんです。両親が立ち上がりやすい高さに調整して、クッションは家具屋さんにオーダー。腰掛けることも寄りかかることもできて気に入っています。どんな要望にも『やってみましょう』と考えてくださった星和住研さんに感謝。工事段階でニッチを増やすなどの相談にも柔軟に対応してもらえて、満足のいく家に仕上がりました」。

 

玄関からパントリーを経由して真っ直ぐにキッチンへとつながる動線が便利

 

独立型洗面所。奥には部屋干しができ、収納も備えている家事室がつながる

 


[ Company Profile ]

星和住研 株式会社
[所] 北九州市小倉南区徳力1-12-6
[☏] 093-962-2323
[HP] https://www.e-seiwa.net

※この記事は「フクオカリノベno.12」より抜粋して記載しております

 


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