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【UWABA BOOK 2024 vo.7】地元愛に満ちあふれたほんわか癒される店【スイーツ・パンめぐり1】

美味しい出逢いを!佐賀の穴場エリア「うわば」
福岡市内から、車で西に向かうこと約1時間と30分。玄海町(げんかいちょう)、呼子町(よぶこちょう)、鎮西町(ちんぜいまち)、肥前町(ひぜんまち)の4つの町をまとめて表す名前。漢字で書くと『上場』。
日本を代表する景勝地として、『玄海国定公園』にも仲間入りした『うわば』エリアの美味しい店を紹介します。

 


1.80余年にわたり守ってきた
地元の銘菓を未来へ繋ぐ

前川菓子屋 


写真手前から時計回りにありうらまんじゅう(10 個900円)、しっとりもなか(8個960円)、丸ぼうろ (5個450円)。どれも甘さは控えめ

 

玄海町役場のそば、有浦川沿いの旧道にポツンと佇む小さな和菓子店。創業は昭和初期と80年以上の歴史を刻む老舗で、昔からの名物は「ありうらまんじゅう」や佐賀の銘菓「丸ぼうろ」だ。3代目の前川公望さん、和子さん夫妻は前職を定年退職後、家業である和菓子店を継ぐことに決めた。新たにサザエを模した「しっとりもなか」を商品化するなど独自の菓子作りにも挑戦中。

 

「防腐剤など余計なものは一切使いません」と前川さん

 

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前川菓子屋 【まえかわかしや】
【所】佐賀県東松浦郡玄海町諸浦341-10
【☎】0955-52-2033
【営】8:30~19:00(土曜~17:00)
【休】日曜、不定 ※事前予約可
【休】駐車スペースあり

 

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2.味はもちろん手頃さも守る
朝市通りの名物まんじゅう

中尾まんじゅう店


 

創業時から定番商品として愛される酒まん (1個100円)。小豆の風味際立つつぶあんも 店で手作りするなどして手頃な価格を維持

 

佐賀市内でまんじゅう作りを学び、呼子町に自身の店を開業。以来36年、中尾さん夫妻は日々まんじゅうを作り続ける。「特別なことはせず、変わらないこと」と淡々と話すが、生地をこね、餡を包む手さばきは美しく、思わず見惚れるほどだ。

 

手作りにこだわる店主の中尾祐一さん。冬 季限定のいちご大福(1個145円)も人気

 

なにより驚かされるのが酒まん1個100円、冬季限定の肉まん1個140円といった価格の手頃さ。“変わらないこと”を徹底する職人の姿がそこにあった。

 

店は呼子朝市通りのちょうど入口あたりにあり、黄色いひさしが目印。時折ブワーッと吹き出してくる湯気はまんじゅうを蒸している証だ

 

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【なかおまんじゅうてん】
中尾まんじゅう店
【所】佐賀県唐津市呼子町呼子4185-16
【☎】0955-82-5500
【営】8:00~17:00(売り切れ次第終了)
【休】月曜(祝日の場合営業)
【P】朝市通り駐車場利用

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そのうわばエリアの魅力を詰め込んだ冊子「UWABA BOOK」が完成しました。
「UWABA BOOK」は、西鉄福岡駅のコンコースや、ソラリアプラザ1階のLOVE FMスタジオ前、天神・博多駅の観光案内所などで配布中。またLOVE FMでも、5月末までの毎週金曜日AM8:05頃~「うきうきわくわく、うわばへ、Let’s Go♪」を放送中です。
是非皆さんも「UWABA BOOK」を手に、うきうきわくわく、うわばへ、Let’s Go♪

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