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【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス / 谷川原健太

谷川原健太(Tanigawara Kenta・
背番号45

今年は捕手一筋で勝負!
走攻守でチームに貢献し
正捕手の座を掴み取る!!

足の速さや高い打撃力を生かし、近年は捕手に加え外野手としての評価も上げていた谷川原健太。しかし今季は、小久保新監督から「捕手一本」を明言され、勝負の一年になると例年以上に気合がみなぎっている。


 

「正捕手」争いに本格参入
唯一無二の捕手を目指して

昨年の秋季キャンプで小久保(裕紀)監督から「来シーズンは捕手で」と言っていただき、久しぶりに本職の捕手に専念できる喜びを感じています。そのため、自主トレやキャンプの過ごし方、やり方もまるっきり変わりました。昨年までは柳田(悠岐)さんと一緒に自主トレをさせてもらっていましたが、今年は同じポジションの楽天・安田( 悠馬)選手と2人で捕手に特化した練習に明け暮れました。春季キャンプは、投手陣の特徴の把握、対戦する相手打者の観察など、実戦を見据えた取り組みにも力を入れました。
 ここ数年は〝便利屋〞として出場する機会をいただいてきましたし、チームにはそういう選手が必要であることは理解しています。とは言っても、やはり専門の守備位置でやれる方が嬉しさも喜びも大きい。今季はやってやるぞという気持ちも強いです。
 捕手になったのは小学3年生からです。本当は投手になりたかったけど、チームに捕手ができる子がいなくて。そのままポジションを転向する機会を得ないまま、気づいたら捕手一筋でした。当時から肩の強さにはあまり自信がなかったけど、足の速さには自信がありました。今では、消極的に引き受けた捕手というポジションに誇りもありますし、
「打って、走れる捕手」は自分以外にいないと思っているので、新しい捕手像を築いていきたいという思いもあります。

 

目標は100試合出場、打率3割
主力として日本一に貢献したい

守備面ではスローイング、キャッチング、フレーミングなどの性能をひとつ一つ上げていくことが課題です。あとは、投手の方とのコミュニケーションも大事にしていきたいです。そこはこの半年間だけでも随分意識していて、話す時間も増えたし、コミュニケーションの仕方も自分なりに考えるようになりました。行動や考え方が変わったので、気持ちにも変化が出ています。当然、毎年やる気はあったんですが、今年はそれがより強いというか。捕手として活躍することしか考えていません。
 昨シーズンは、ベンチで活躍している選手から多くのことを学びました。メンタルの保ち方、準備の仕方など、結果を残している選手はここが違うのか、というのが見えてきました。今季はそれを自分でも取り入れ、そこに近づいていきたいと思っています。
 春季キャンプでは、城島(健司)会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーターから指導いただく機会もありました。といっても、守備ではなく打撃面の指導が9割5分ぐらいを占めていましたけどね。僕は長距離打者ではないけど、2塁打、3塁打を狙える打者ではあると思っているので、今季も塁にいる走者を進めるような、チャンスを作れる打撃を意識していきます。目標は1 0 0試合出場、スタメン70試合以上、打率3割。それを実現できるだけの準備をしてきた自信があります。個人で結果を残せればリーグ優勝や日本一も近づいてくると思うので、自分のハイパフォーマンスを出せるように頑張ります。ファンの皆さんが待ち望んでいる優勝を実現できるようにしっかり活躍しますので、応援よろしくお願いいたします。

 

谷川原選手のプライベートに迫るQ&A

 

Q.疲れを癒してくれるものは?

A.入浴剤入りのお風呂でゆっくり過ごす時間です。柚子とか柑橘系の香りがする入浴剤が好きで、愛用しています。

Q.福岡の好きなところは?

A.ご飯がうますぎます! 評価の高い店も多いし、どこに行ってもハズレがないですよね。よく行くのはもつ鍋屋とか、居酒屋。居酒屋では『イカの活き造り』や『ゴマサバ』が最高に好きです。

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