【連載コラム】テトラの果てまでいってFISH!!~姪浜でもマボロシ~#14
はい~いってFISH!のお時間です。
今回は、もはや近所。遠征ばかりでは疲れちゃいますので、地元 姪浜漁港で楽しんできました。釣りは投げ釣りです。寒いからウロチョロしたくない・・・。投げた後は放置のらくちん釣り。
投げ釣りのターゲットは、大きくなっているだろうハゼ、そして九州では幻となりつつあるカレイ、更にキスとか過去にはこの投げ釣りで、シーバス(スズキ)にチヌ(クロダイ)、アナゴ、イシモチ(グチ)、カサゴ等々何が釣れるかというのも、そのときになってみないとわからないのが、この釣りの楽しみでもあります。
まあ、魚よりも最近はめっきりヒトデとか、ウミケムシとか、バイガイ(美味しいらしいけど)の方が多くなりましたが、、、
投げの仕掛けは基本3本
1・遠投用20号錘の2本針仕掛け(100m目標でぶっ飛ばします):投げ専用竿
2・中距離用15号の錘の2本針仕掛け(50~70m):ジギングロッド
3・近距離用の6号錘で2mハリス1本針仕掛け(20~30m程度):エギングロッド
この3本の投げる方向を組み替えながら全体を探っていくのが私流。
意外と3の近距離用に大物がかかる傾向あるので、長めのハリスにして警戒心の高い魚も獲れるように仕掛けを変えています。エサは青虫(青ケブ)です。
1回投げたら30分放置して、餌を付け替えます。(だからヒトデにやられるといわれます…)
さて、釣果は?
ギョロ
佐世保でもお会いしました、イシモチ(グチ)さん。明るいところで見ると綺麗な魚体だねえ。うっすらピンクがかって美味しそう。
その後、
ハゼさんもちょこちょこ上がってきましたが、そこでストップ。
エサも無くなったので、これが最後のターンと投げましたら
3の近距離ロッドにチョンチョンとアタリが、、、少し待ってもぐぐーーーと入る本アタリはなさそうなので(投げ釣りの場合、糸が多少は緩むのでガンと竿が入るのはあまりありません)、グイッとあわせたところ、竿先にはずっしりと重い感触があります。しかし根掛かりかと思うほど動かない。
それでも竿先を引っ張る生命が繋がっているのは感じ取れます。こういう時は、カサゴ等の根魚がエラをピーンと張って岩の中で、踏ん張っているケースです。
無理に引っ張ると糸が切れてしまうので、待っては少し引っ張りを繰り返しました。
そうすること約3分。おっでてきた!しかし、これはでかいぞ‼竿も強めとはいえエギングロッド糸を出されないようにしながら(手でベールを抑える)徐々によせてきます。良くひく。
なにがでるかな~
ぬお!アイナメ しかもデカッ!40㎝ありそうな勢い。駆け引きが面白いはずだと水面までもってきても暴れる暴れる。
アイナメも最近すっかり見なくなった幻魚の1つ。小さい頃はいっぱい釣れてましたけどね。それでもこのサイズはお目にかかれない。30㎝は余裕で越えてるサイズに片づけていたタモを急いで準備しました・・・
結果、、、逃げられました…。痛恨のミスです。
2020年最大のミスです。
ああ、なんもいえねー・・・
おしまい。