『ホテル日航福岡』コンテスト料理を食べてきました
『ホテル日航福岡』は2019年に開業30周年を迎えたJR博多駅博多口すぐのシティホテルです。
フランス料理のテーマレストラン『レ・セレブリテ』、ブッフェが食べられるカフェレストラン『セリーナ』、和食『弁慶』、中国料理『鴻臚』、鉄板焼『銀杏』、そして1階のティー&カクテルラウンジ、メインバー『夜間飛行』と飲食部門の充実度はピカイチ! しかも美味しいので地元の人から遠方の人までリピーターが多いのも特徴です。
その魅力的な飲食を支える料理人のコンテストが毎年開かれていて、今年ですでに28回目!
これは本当にすごいことだと思います。
毎年テーマを決めて1人もしくはチームでメニューを考案、実際に各レストランで出した場合の原価や盛りつけなども考慮に入れながらプレゼンします。そして優勝者のメニューは実際にメニューに並ぶので、皆気合いが入っています。
そんな重要なコンテストですが、一般客目線代表として地元媒体の人も審査員で参加。
その1人としてお邪魔しました!
今回は『 La Maison de la Nature Goh』の福山剛氏も招聘特別審査員として参加。
「アジアのベストレストラン50」に選ばれる店のオーナーシェフです。
コンテストに参加する料理人も、緊張と自分の料理を食べてもらえるチャンスに武者震いしているに違いありません。
今年は、中堅と新人がペアになり、1つのメニューで勝負します。
今回のテーマは「海と大地の恵み」。天然鯛と糸島農園野菜を使った料理というお題も出ています。
ここ、『ホテル日航福岡』は糸島に自社農園をもつ希有なホテルなんです。
採れたての美味しい糸島野菜を取り混ぜた11組の挑戦者の独自メニューを採点します。
いや〜、難しいです!
フレンチにイタリアン、和食に中国料理、そしてスウィーツ、今回はフォカッチャまで!
食材は決まっていても、ジャンルと調理法が異なれば、見た目も味も全然違い、
それぞれの香り、味、食感、温度、すべて違ってすごいです!
そして禁断の、しょっぱな一皿目から満点をつけてしまいましたよ。それくらいのインパクト!
↑さわやかな香り、彩り、春らしい味わいで、いきなりノックアウトされた『玄海産天〆真鯛と菜の花のリゾット』
どれも拮抗していて、ホテルのレストランで出てきてもおかしくない料理ばかり。
そして盛りつけ方も驚きにあふれています。
↑審査終了後、お互いの料理を見るのは初めてのコンテスト出場者は真剣な眼差しでライバルの料理の出来映えに感嘆しています。そして見学で訪れていた専門学校生の皆さんが、コンテストという場に緊張しつつも、先輩たちの真剣な姿、料理の腕前に目を輝かせていました。
↑どれもメニューに載せて欲しい!左・野菜を模した点心が映える『海珍炸點盤』、右・『天然鯛の香味焼』
↑招聘特別審査員の福山剛シェフの特別賞と入賞のW受賞した『玄海産天然鯛コンフィのナージュ仕立て 糸島農園野菜を添えて』。福山さんから賞状を授与され、うれしそうな宴会調理課の2人
↑みごと優勝した『オレンジの風吹く糸島農園野菜のブーケ仕立て』。清見オレンジのソルベやコンフィチュールの酸味と甘味の絶妙なバランス。そして本物の野菜と野菜に見えるチョコレートを使っていながら、野菜がみごとにスウィーツに融合した独創性の高い一皿!
↑受賞者の皆さん。1位の製菓調理課の東奈津美さんと稗田沙優さんはまだ20代。恐るべし!!!
優勝作品は4月からメニューに載り、お客さまに食べてもらえる予定です。
ホテル日航福岡公式ホームぺージはこちら!
https://www.hotelnikko-fukuoka.com/