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【福岡めん旅】煮干し!煮干る!煮干ラー!な新スタイル麺『nibora(ニボラ)』(中央区渡辺通)

間借りスタイルの新進気鋭店!?

すべては煮干しスープのために!

 

ラーメンダイバーシティ福岡の

潮流の一つになってきたのが

「煮干し」というスープの選択!

専門店をはじめ、メインメニューに加える店や

期間限定メニューとして出す店も増え

ようやく市民権を得てきた感があるが、

そこに新たな「煮干ラー(煮干しラーメン職人)」が

間借りスタイルで登場した。

 

その名は『ニボラ』!

 

風の便りで1月にオープンしたのは知っていたが、

やっとのことで、ようやく訪問!

渡辺通から春吉(東)側へ一本入った裏通り。

天神から南に向かうと名酒場『みなみ』さんや『東横イン』さんから南側へ入った小路沿い!

こちらも名店『焼鳥まことちゃん』『博多っ子』

さらには『ビアキチ』さんや『とんトコとん』さんなど人気店が軒を連ねる通り。

ちなみに、清川・高砂方面からいく場合は『梅山鉄平食堂』さんや『ステレオコーヒー』さんがあるあたりから入って、

『留々』さん、『博多さぬきうどん』さんがあるあたりを抜けて

『こけし』さんがある、こちらの通りになります。

言うなれば、ランチタイムだけじゃなくて、夜もおもろい名店ぞろいの通りなんで、

この通りを知っていると重宝しますよっていう名店通りってことです!

 

そんな通りの中間当たりにあるのが本日の目的地!『ニボラ』はこちらの外観が目印!

 

肉ブームを牽引する人気店『COWSI(コウシ)』さんの

昼間の時間帯を間借りするスタイル!

外に置かれているこの看板が営業中の証!

休みは不定だが3月のスケジュールはこちら!

ちなみに店内はカウンター6席のみ。

カウンター上のメニューがこちら。

まずはスタンダードから味わうべし!

ということで『醬油ラーメン』(790円)を

大盛りは不可なので、普通盛り、トッピングなしでオーダー!

カウンターに置かれている立派な煮干しが

漬け込まれた「煮干し酢」とブラックペッパーは

味変を楽しみながらお好みで使うべし!

 

そうこうしていると…

 

ものの数分で目の前に登場してきたのが

このシンプルで控えめな見た目のこちら!

スープの湯気と共に香り立つのが

魚介ダシ特有の甘〜〜〜〜い香り!

さっそく、スープからいただきます!

今日の煮干しと魚節は表の看板に貼ってありました!

仕入に寄って煮干しや節は結構変えていっているとのこと。そんなチャレンジも、「今日はどんな味なんだろうか?」とこちらに通う楽しみのひとつ!

肝心のスープの味は…

店名通り、煮干し!にぼし!ニボシ!の顔が飛び出す!飛び出す!

煮干しらしいやさしいダシの味わいがしっかりありながら、でも、くさ味、エグ味はほぼないという。清らかで軽やかな味わい!

おもしろいのは、その後!

中間から、後味にさしかかるところで、サバと、特にサンマからおそらく沁み出たのであろう、深〜いコクが、醬油のコクと絡み合いながら、ドドーッ!ジワ〜!とやってくる感じがあるのだ。

それだけ、たったひと口味わう間に変化していくので、

何度味わっても「また最初に戻りたくなる」

そんな飽きがこない味わいでもあるのだ。

これまでにない感じの煮干しアプローチを感じます!

醬油は威厳した種類違いのものをブレンドしているとか。

醬油ラーメン特有の醬油の生ぐささは一切ナシ!

麺は看板も出ている通り「慶史」ブランド!

お次は麺です…

ほほぁおー、角のカクカク感がほぼほぼ感じられない食感!

マイルドながら、伸びと、しなやかさ、さらには弾力感が、バランス良く味わえる中細麺がスープの淡すぎず&濃すぎずの中濃度とぴったり!実にベストマッチ!

忘れてはいけない脇役も…

ほどよく散らばることでスープと麺のうまさを上手に引き立てている岩のり!

さり気ないがひと口のインパクトがある炙りチャーシューの上品さ、

穂先メンマと刻みタマネギのちょいワイルド感!と…

すべてがスープのために存在する「一体感がある」一杯でした!

 

なな〜〜〜んてしていると、一気にスープまで飲み干しちゃって

替え玉どころか、楽しみにしていた『和え玉』(180円)を

オーダーすることを失念(涙)。

完食!満腹!満足!してしまってました!

 

次回こそ、煮干しのうまみに我を忘れることなく、

絶対に『和え玉』しますからね、大将!また来ます!

 

ということで、最後はこぼれ話的なお知らせです!

ただいま期間限定で登場しているのが

この『煮干し味噌ラーメン』(820円)。

煮干し感が少しマイルドなのが好みなら

迷わずこちらを食べてみるべし!

ぜひともこちらもメニューから姿を消さないうちに

食べてみたいと思うのであります!

ちなみに、大将にお聞きした話によると

近々、セメント系や鯛×煮干し系の新ジャンルメニューを

考えているとか、いないとか…

こりゃ〜、コマメに要チェックせねばですよ〜、みなさん!

『nibora(ニボラ)』

住所:福岡市中央区渡辺通5-15-6

営業時間:11:00~14:00

定休日:不定(3/6,13,20予定)

駐車場:なし

カード/不可

喫煙/不可

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