設計事務所が手がける、上質な空間にうっとり『tamtam7』

2020年03月21日 公開

壁面に掲げられた大型のアート作品とアンティーク調の家具や雑貨、

それらをほのかに照らすロウソクの数々…。

海外のギャラリーを思わせるここは、

アートと雑貨とナチュールワインの店『tamtam7』。

2019年9月、JR西小倉駅近くの路地裏に佇むビルの2階にオープンした。

新築物件やリノベーションを手掛ける『株式会社 タムタムデザイン』が

直営するとあり、空間デザインはもちろんインテリアや食器など

細部にまでこだわりが光る。

北九州市出身の画家・Hajime Kuwazonoのポートレートやアートや

同市在住の陶芸家・松下広樹の器など、

地元発のアートに触れることができるのも魅力だ。

同店のコンセプトは「豊かさの美術館」。

嗜好品といわれるものを必需品に変える、“豊かさ”を味わえる空間だ。

アートを身近に感じながら、時が経つのも忘れて

美味しい食事やワインと共に会話に華を咲かせる…。

ここではそんな大人の贅沢が叶うのだ。

こだわりを見せるのは空間だけではない。

ワインにはブドウの栽培方法や製造まで厳格に行われた

「ヴァン・ナチュールワイン（自然派ワイン）」を、

国産のものを中心に約50種がラインナップ。

料理には厳選した素材をふんだんに盛り込み、

調味料にも自然派のものを惜しみなく使って、

シンプルな味付けで素材の旨味を最大限に引き出す。

食事系からデザート系まで、

個性豊かな料理とワインのペアリングを楽しむのも一興だ。

『壱岐島から届いた天皇献上米を使った３種のきのこリゾット』1800円

『林檎とシナモン』800円

ワイン片手にアートに浸るのもよし、大切な人と穏やかな時間を過ごすのもよし。

『tamtam7』 であなたなりの“豊かさ”を追求して。