市電で巡る、熊本ゆるり旅。～熊本市中央区の旅案内〈5〉～

2020年04月08日 公開

▶新水前寺駅前電停から徒歩10分

海外のアンティーク雑貨から文具、作家ものまで宝探し感覚で

「よければ引き出しの中も開けてみてくださいね」という店主の言葉に導かれ、引き出しの中を覗き込むと、古い外国の切手やレターセット、カラフルなカードなどがぎっしり⋯！宝探し感覚で手に取ってみては、自分だったらどう使おうかと想像を膨らませずにはいられない。アンティーク雑貨や文房具、本に至るまで、店主のとっておきの”好き”が詰まったこの場所は、足を運ぶだけで幸せな気持ちになれるのだ。

▶市立体育館前電停から徒歩10分

光り輝くルフィ像は熊本地震からの復興のシンボル

2018年11月に、県庁プロムナードの銀杏並木の中に誕生したブロンズのルフィ像。これは熊本県出身で漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎氏の県民栄誉賞受賞を記念して設置。ポーズや衣装を尾田氏自ら監修した。今後は熊本地震からの復興を後押しするため、ルフィの仲間”麦わらの一味”の像8体が順次県内の被災各地に設置されるというからファンならずとも必見だ。

▶新水前寺駅前電停から徒歩5分

ひとりでも、グループでも。フレンチを気軽なスタイルで

街角に佇む、いかにも美味しそうな顔をしたダイナー『ROCA』。オープン以来、幅広い層に愛され続ける店は、家族連れやサラリーマン、ひとり客などさまざまな顔ぶれが集う。店を切り盛りするのは、水野さんご夫妻。ご主人が作る洋食を基本とした料理は、旅先の雰囲気を纏ったものばかり。〆は奥さまの手作りスイーツを。ついつい食べ過ぎてしまうほど居心地のいい空間だ。