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【リノベの達人】創業から20年 福岡リノベ界の先駆者が語るリノベーションの未来〈リノベエステイト 株式会社アポロ計画〉

リノベエステイト 株式会社アポロ計画 松山 真介

 

 

リノベーションが
多様性の時代を支えていく

福岡でいち早くリノベーションを手がけた会社として知られる「リノベエステイト」も、今年で創業20年。代表を務める松山真介さんは、言わずと知れた福岡リノベ界のパイオニアだ。見た目のデザインに終始することなく、建物の安全性や耐震性を担保することで、リノベーションの価値を高めることに尽力してきた。その活動は自社にとどまらず、「リノベーション協議会」の九州部会会長として、九州のリノべ界にも革新をもたらしている。また、一級建築士事務所であると同時に不動産仲介業を営み、「お客様と一緒に住みたい家だけでなく、住みたい街も選ぶお手伝いもしていきたい」と、施主目線の事業展開をモットーとする。

 

 

新築、賃貸と同じぐらい、リノベーションという選択肢が大衆化してきた昨今。松山さんは「これからは、超高齢化の時代。夫婦2人暮らしやシングル、LGBTなど、ローンが借りにくかったり、広い家は要らないという方だったりが、今以上に横極的にリノベーションを選択する時代が来ると思います。リノベーションは、半歩先の問題解決ができる選択肢。技術も進化していくでしょうし、まだまだ可能性を感じますね」と、社会問題解決という観点からも、リノベーションの将来性を感じているという。
創業から20年の間で、リノベーションの技術、安全性、認知度は飛躍的に向上した。「海外のように、日本の都市も成熟した建築群が長生きする社会になります。人間も建物もイキイキと暮らせるよう、これからもリノべを通じて貢献して行きたいですね」と、真摯に向き合っていくつもりだ。

 

 

リノベエステイトの展示場

 

最先端のリノベーション実験場!
展示場をレンタルスペースとして開放

ショールームの内装には壁紙を使わず、楢の無垢材など自然木をふんだんに取り入れ、和とも洋とも区切らない垢抜けた空間に仕上げた。2重窓や断熱材など、機能面も申し分なし!

 

4階建ての自社ビルBLDG64(ビルヂングロクヨン)は、松山さんによってフルリノベーションされた個性的なビル。1階にレストラン、2階にリノベエステイトのオフィス&ショールーム、3階にシェアオフィス、4階にテナントオフィスが入る。数年前から2階のショールームは、レンタルスペースとして貸し出し中。スタイリッシュなキッチンを完備しているため、大人のパーティーや料理教室にもおすすめ。松山さんは「これからは建っているものにどんな機能を加えていくかの時代。ここは社会実験のおもちゃ箱でもあります」。

 

「リノベーションは、家族の変化に寄り添うための手段。”少し大規模な模様替え”という感覚で。その時々で活用してほしいですね」と松山さん。ショールームは予約なしでもOK!リノベの考え方やヒント探しに訪れてみて

 


OFFICE DATA▶▶
リノベエステイト
株式会社アポロ計画

住所:福岡市中央区大手門3-12-12 BLDG64 201
電話:092-738-9099
https://re-estate.net/

 

 

*本記事は
「フクオカリノベ 2020 no.04」より抜粋して掲載しています。
https://www.fukuoka-navi.jp/51879

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