【映画】ウディ・アレンの最新作にベルリン国際映画祭グランプリ受賞作も! 7月前半に観たい注目作をチェック!!
例年ならこれから夏休みに向けて多くの大作が公開されていく時期ですが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で公開延期になってしまった作品も少なくありません。そんな中でも、劇場では新作映画の公開がスタートしています。特別価格で上映中の旧作をこの機会に鑑賞するもよし、下記の作品たちをチェックして劇場に足を運ぶもよし、です!
【7月3日(金)公開】レイニーデイ・イン・ニューヨーク(PG12)
代表作『ミッドナイト・イン・パリ』(’11)や『ブルージャスミン』(’13)など、今もなお傑作を発表し続ける84歳の巨匠ウディ・アレンの最新作は、ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスといった若きスターたちを配した甘酸っぱいラブストーリー。ニューヨークでロマンチックな週末を過ごそうとしていたギャツビーとアシュレーの大学生カップルが、運命のいたずらに翻弄されていく様を描く。ジュード・ロウ、リーヴ・シュレイバーといった名優たちにも注目。セントラル・パーク、メトロポリタン美術館など、美しい街並みが没入感を高めてくれる。
【福岡県での上映劇場】
KBCシネマ1・2
シネプレックス小倉
キノシネマ天神
【7月3日(金)公開】のぼる小寺さん
元モーニング娘。の工藤遥が映画初主演を飾る爽快な青春ムービー。出演作多数でまさに旬な伊藤健太郎をはじめ、クラスメイト役として鈴木仁、吉川愛、小野花梨といったネクストブレイクが期待される若手俳優が集結している。
クライミング部所属の女子高生・小寺さん(工藤)はボルダリングに夢中。クライミング部の隣で練習している卓球部の近藤(伊藤)は、小寺さんが何度でも立ち上がり壁に挑んでいく姿を見つめるようになり、徐々に惹かれていく。また、小寺さんを見つめているのは近藤だけではなかった。
【福岡県での上映劇場】
T・ジョイ博多
T・ジョイリバーウォーク北九州
T・ジョイ久留米
【7月3日(金)公開】MOTHER マザー
実際に起きた祖父母殺害事件をベースに、社会の底辺で生きるシングルマザーを長澤まさみが、その息子をオーディションで抜擢された注目の新人・奥平大兼が演じる。男にだらしがない秋子(長澤)は、幼い周平(奥平)と共にその日暮らしの日々を送っていた。偶然出会ったホストの遼(阿部)と遊び惚ける秋子に翻弄される周平だが、彼にとって母親の存在こそが全てだった…。共演に阿部サダヲ、夏帆、仲野太賀など。メガホンを取るのは『さよなら渓谷』(’13)、『日日是好日』(’18)の大森立嗣監督。
【福岡県での上映劇場】
T・ジョイ博多
イオン福岡
T・ジョイ北九州
TOHO直方
TOHO福津
キノシネマ
【7月10日(金)公開】WAVES/ウェイブス(PG12)
弱冠31歳の俊英トレイ・エドワード・シュルツ監督が、前半は兄、後半は妹と、2つのパートで兄妹の希望と再生を描く。躍動するサウンドに合わせてカメラが360度回るオープニングなど、独特のカメラワークや色彩豊かな映像表現にも注目。
フロリダで暮らす高校生タイラー(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)は、成績優秀なレスリングの有望選手。美しい恋人もいて何不自由ない日々を送っていたが、肩の負傷により大事な試合に出場できなくなる。さらに恋人の妊娠が判明し、人生の歯車が狂い始め、やがて決定的な悲劇が起きてしまう。
【福岡県での上映劇場】
中洲大洋
T・ジョイ博多
T・ジョイ北九州
TOHO直方
TOHO福津
【7月10日(金)公開】私がモテてどうすんだ
アニメ化もされた人気少女コミックが映画化。妄想大好き女子・花依があるきっかけでイケメンDK(男子高校生)たちに突如モテまくるハイテンション・ラブコメディ! 花依はE-girlsの山口乃々華と富田望生の二人一役で演じる。
イケメン同士が恋する妄想に夢中なぽっちゃり女子高生の花依は、大好きなアニメキャラが死んだショックで一週間寝込み、激ヤセして超絶美少女に変身してしまう。そんな花依に学校のイケメン4人がアプローチするが、BL好きの花依は思う…「私がモテてどうすんだ!」。
【福岡県での上映劇場】
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
T・ジョイ博多
ユナイテッド・シネマ 福岡ももち
ユナイテッド・シネマ トリアス久山
イオンシネマ福岡
イオンシネマ大野城
イオンシネマ筑紫野
シネプレックス小倉
T・ジョイリバーウォーク北九州
イオンシネマ戸畑
ユナイテッド・シネマ なかま16
TOHOシネマズ 直方
T・ジョイ久留米
セントラルシネマ大牟田
【7月17日(金)公開】グレース・オブ・ゴッド 告発の時
フランスで実際に起こった、神父による児童への性的虐待事件を映画化。リヨンで妻と子どもたちと暮らすアレクサンドル(メルヴィル・プポー)は、幼少の頃に自分を性的虐待した神父が今も児童たちに聖書を教えていると知り、過去の出来事の告発を決意。同じ被害に遭った男たちの輪が徐々に広がっていくが、教会側は神父の罪を認めつつも責任は回避しようとする。また、告発により社会や家族との軋轢も生じて…。第69回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリを受賞したヒューマンドラマ。
【福岡県での上映劇場】
キノシネマ