【舞台レポ】博多座発オリジナル和製ミュージカル『舞妓はレディ』
博多座で話題のミュージカルをオヤジ編集者が観劇。その舞台に超感激!
地方出身の少女が京都の花街で一人前の舞妓を目指す姿を描いた映画「舞妓はレディ」(2014年公開)を初の舞台化。博多座発のオリジナル和製ミュージカル『舞妓はレディ』が博多座にて絶賛上演中。福岡の街に春の訪れを告げる爽やかな舞台を編集部のオヤジ編集者がひと足お先に観劇してきました。その舞台の魅力のお伝えしま〜す。
まず、何と言っても『屋根の上のヴァイオリン弾き』など数々の人気舞台に出演し、“日本で最も忙しいミュージカル女優のひとり”と呼ばれる主演の春子を演じる唯月ふうかに注目!事前に行なわれた会見では「カンパニーが一丸となって、オリジナルミュージカルを一からここまで作り上げてきました。春にぴったりの作品ですので、リラックスした気持ちで観ていただきたいです。ぜひ、博多座にお越しやす〜!」と京都弁を織り交ぜながら元気に挨拶。衣裳の着こなしから京都弁、立ちふるまいまで、まさに本物の舞妓さん。肝心の舞台上でも素朴な田舎娘が一人前の舞妓に成長する姿がけなげでとってもキュート。年齢・性別を問わず観客の誰もが彼女に感情移入してしまうほど役を演じきっていました。オヤジ編集者は心の中で「頑張れ!春子ちゃ~ん!!」と応援しまくっていました。その演技と歌唱の素晴らしさから福岡でもファンをいっぱい増やすことでしょう。
主人公の春子以外にも、見どころがいっぱいの本作。
オヤジ編集者の個人的ベスト3はコレ!
【見どころその1】
湖月わたる&蘭乃はなの元タカラジェンヌの二人が、ペアとなり歌って踊るシーンに宝塚ファンは熱狂すること間違いナシ!どちらが男役かは内緒?(ファンなら想像はつくでしょ)
【見どころその2】
こちらも舞台版ならではの企画。AKB48グループ出身の多田愛佳と片山陽加が『アイドルになりたい!』という曲を、現役さながらのキレキレのダンスで披露。HKT48ファンなららぶたん(多田)の復帰を妄想してしまう!?
【見どころその3】
主人公の春子に京都弁を教える言語学者・京野法嗣を演じるのが福岡市出身の平方元基。オヤジ編集者が「若い頃の俺みたい…」とうっとりするぐらい男前(オヤジはイケメンとは言わない)。福岡が生んだミュージカルスター・井上芳雄を超えるのは彼しかいない!
ミュージカル『舞妓はレディ』
開催中〜3月20日(火)※スケジュールなど詳細は博多座HP参照!
会場:博多座
料金:A席 12,000円 特B席 9,000円 B席 7,000円 C席 4,000円
原作:周防正行/アルタミラピクチャーズ
脚色:堀越真
演出:寺﨑秀臣(※1)
作曲・編曲:周防義和
音楽監督:佐藤泰将
出演:唯月ふうか、榊原郁恵(※1)、平方元基、湖月わたる、蘭乃はな、辰巳琢郎/多田愛佳、片山陽加、土屋シオン ほか
問合せ:博多座電話予約センター092-263-5555(10:00~18:00)
※1.榊原郁恵の「榊」は木へんに「神」が正式表記