清原果耶の初主演作や、吉沢亮×杉咲花の青春サスペンスなど。9月第1週に観たい注目映画をチェック!!
【上映中】青くて痛くて脆い
累計発行部数300万部、映画版は35億円超の大ヒットを記録した『君の膵臓をたべたい』の原作者・住野よるのベストセラーが、主人公に吉沢亮、ヒロインに杉咲花というタッグで実写映画化。人付き合いの苦手な大学生が、たった一人のパートナーと大切な居場所を奪われたことへの復讐を描く。『新聞記者』(’19)の岡山天音、『わたしは光を握っている』(’19)の松本穂香、『ホットギミック ガールミーツボーイ』(’19)の清水尋也、『天気の子』(’19)の森七菜など、魅力的な若手俳優が勢揃いしている点にも注目。
人と距離を取ろうとする楓(吉沢)と、無遠慮な発言で浮きがちの秋好(杉咲)。互いに一人ぼっちの2人は「世界を変える」という目標を掲げて秘密結社サークルを結成する。
【福岡での上映劇場】
TOHOシネマズ天神 ソラリア館
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
T・ジョイ博多
ユナイテッド・シネマ 福岡ももち
イオンシネマ福岡
イオンシネマ大野城
イオンシネマ筑紫野
シネプレックス小倉
T・ジョイリバーウォーク北九州
小倉コロナシネマワールド
ユナイテッド・シネマ なかま16
TOHOシネマズ 直方
TOHOシネマズ 福津
T・ジョイ久留米
セントラルシネマ大牟田
【上映中】今宵、212号室で(R15+)
パリのホテルを舞台に、マジカルでファンタスティックなひと晩の出来事を描いた軽妙洒脱なラブストーリー。結婚して20年のマリア(キアラ・マストロヤンニ)は密かに浮気を繰り返していたが、ついに夫にバレてしまい、怒った夫と距離を取るために自宅の向かいにあるホテルに宿泊する。そこになぜか20年前の姿をした夫が現れ、さらに歴代の元カレたちも次々登場。夫の初恋相手のピアノ教師までもが当時の姿でやってきて…。キアラ・マストロヤンニは本作で第72回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の最優秀演技賞に輝いた。
【福岡での上映劇場】
KBCシネマ1・2
【9月4日(金)公開】宇宙でいちばんあかるい屋根
『新聞記者』(’19)で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した藤井道人監督が、家庭や恋に悩む少女の物語を幻想的に描く。主人公、14歳の少女・大石つばめを演じるのは来春のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』のヒロインに抜擢された女優・清原果耶。自由奔放な星ばあ役・桃井かおりとの自然体での掛け合いが楽しい。主演の清原果耶が主題歌『今とあの頃の僕ら』も担当し、本作でCDデビューを果たす。作詞・作曲・プロデュースはCocco。 お隣の大学生に片思いする14歳のつばめは、もうすぐ赤ちゃんが生まれる両親の姿を複雑な感情で眺めていた。そんなある日、書道教室の屋上が好きな彼女は、星空を舞う派手で不思議な老婆と出会う。
【福岡での上映劇場】
T・ジョイ博多
ユナイテッド・シネマ 福岡ももち
イオンシネマ筑紫野
T・ジョイリバーウォーク北九州
ユナイテッド・シネマ なかま16
T・ジョイ久留米
【9月4日(金)公開】mid90s ミッドナインティーズ(PG12)
『レディ・バード』(’17)や『ミッドサマー』(’19)など、話題作を次々と発表する映画スタジオ・A24から、’90年代への愛が詰まった青春ムービーが到着。舞台は’90年代のLA、13歳のスティーヴィー(サニー・スリッチ)は兄と母と暮らしていた。ある日、スケートボードの店に出入りする少年たちと出会った彼は、驚くほど自由でカッコいいスケーターたちに憧れていく。『マネーボール』(’11)や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(’13)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたJ・ヒルが本作で映画監督デビュー。音楽をナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーが手掛け、ニルヴァーナやピクシーズなど’90年代のヒット曲が劇中を彩る。
【福岡での上映劇場】
KBCシネマ1・2
【9月5日(土)公開】きっと、またあえる
受験に失敗し病院に運び込まれたアニの息子を励ますため、病室に集まったアニの7人の旧友たちは大学時代の思い出話を始める。それは“負け犬”と呼ばれた彼らの奮闘の日々だった。主人公たちの学生時代である’90年代と親世代になった時代を交互に映し出すヒューマン・コメディ。メガホンを取るのは、『ダンガル きっと、つよくなる』(’16)でインド映画興行収入トップとなる340億円を記録したニテーシュ・ティワーリー。監督自身の大学生活を基に描いており、「今の子どもたちは受験のプレッシャーがかかりすぎている。ベストを尽くせば、失敗はなにも悪いことではない」と語る。受験戦争が苛烈なインドの実情を背景に、少しも揺るがない仲間たちの永遠の絆に胸が熱くなる。
【福岡での上映劇場】
KBCシネマ1・2
【9月5日(土)公開】カサノバ ~最期の恋~(R18+)
プレイボーイとしても知られる18世紀に実在したイタリアの文筆家ジャコモ・カサノバと、彼が心の底から夢中になった女性との関係を描くラブロマンス。数々の浮名を流した奔放な作家カサノバ(ヴァンサン・ランドン)は、パリからロンドンへ亡命する。そこで出会った若い娼婦マリアンヌ・ド・シャルピヨン(ステイシー・マーティン)に彼は魅了され、あらゆる手段でシャルピヨンへのアプローチを試みるが、彼女は意にも介さない。シャルピヨンは「私が欲しければ私を追わないこと!」と挑発し、カサノバは全てを賭けてますます彼女に没頭していく。カサノバ役を『ティエリー・トグルドーの憂鬱』(’15)でカンヌ国際映画祭の男優賞、セザール賞の最優秀男優賞に輝いたフランスの名優、ヴァンサン・ランドンが演じる。
【福岡での上映劇場】
KBCシネマ1・2