【LOVE CHIKUGO】「有明海」を満喫！ここだけのスペシャルな“漁”を体験しよう！

2020年09月30日 公開

コロナ禍の旅を心ゆくまで楽しみたい時は、ゼッタイ「筑後エリア」!海遊びやキャンプはもちろん、フルーツ狩りや森林セラピーなど遊び尽くせないレジャーコンテンツ満載の「筑後エリア」へGO!

●柳川市／「むつごろうランド」と「灯り舟」

その名もユニークなレクレーション施設「むつごうランド」は、福岡県の南部に位置する「柳川市」にあります。柳川市といえば、まず真っ先に「川下り」や「うなぎ」を連想しますよね。

でも、それと同じくらい有名なスポットがもう一つ！それは「有明海」。実はこの海、なかなかの記録を持つ福岡の宝なのです。福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県の4県で囲まれた面積は約1,700km²で九州最大！特筆すべきは、干潮と満潮の潮位の差が日本一の海で、最大６ｍにもなります。

この干潟には日本でもこの有明海だけにしか生息しない生き物もいます。なじみ深いムツゴロウのほか、ワラスボやエツといった「有明海特産種」は、泥干潟の豊富な生き物を餌にしている稀有な生物なのです。

今回は、そんな海でここだけの漁を楽しみます！「むつごろうランド」は、有明海の干拓地を活用した、スポーツ、レクレーションが楽しめる施設。本館は、会議利用のほか、宿泊も受入れ可能で、宿泊者は隣接した調理館で自炊もOK（有料）！

また、海に近い公園では、キャンプやBBQ（有料）などを楽しむことができます。

さっそく、堤防の向こう側に広がる有明海の干潟へGO！「ムツかけ」に挑戦です！

「ムツかけ」とは、干潮時に干潟の上で活動するムツゴロウに、針を引っ掛けて捕る漁法です。伝統的漁法では潟スキーを使い、長めの竿で一本釣りします。ここ両開地域では、子どもや女性でも簡単に扱うことができる「ムツかけ」体験を行っているのです。

インストラクターの竹内さんが今回の指南役。堤防の縁から竿に餌も何も付けていない針をひょいと干潟に投げ入れると、すぐにリールを巻き上げ、あっという間にムツゴロウをゲット！その手さばき、実にあざやか！

しかし、実際に体験してみると、これがなかなかタイヘン！干潟でぴょこぴょこと動くムツゴロウを目がけて糸を投げ入れるのがコツなのですが、そのポイントにうまく飛んでいかないのです。

何度も何度も、投げては巻き上げを繰り返す内に、ようやくヒット！！「かかったーっ！」と歓声を上げ、ムツゴロウを手繰り寄せました。どうです！大きなムツゴロウが捕れました!

「ムツかけ」体験は４〜10月までの期間限定。このほかにも同時期に「くもで網」体験や、11月～2月までは「海苔すき」体験、通年で「塩づくり」体験など、有明海ならではの遊びや体験メニューがたくさんありますので、家族連れやグループの思い出づくりにぜひお越しくださいね。

そして、せっかく柳川市に来たのなら、ぜひ柳川市名物「川下り」もどうぞ。今なら、昼間とはまた違った風情を見せる夕涼みの中、水上行燈、ライトアップなど特別な夜を楽しめる夜の幻想的な川下り、「灯り舟」を運航しています（10月31日まで／完全予約制）。

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