【映える鹿児島旅】世界文化遺産に登録!レトロな洋館・異人館は映えの宝庫
「名勝 仙巌園」から徒歩圏内、クラシカルな装いが目を引く「旧鹿児島紡績所技師館」へ行ってきました♪ここは、日本初の洋式紡績工場である鹿児島紡績所の技術指導にあたったイギリス人技師の宿舎で、通称“異人館”と呼ばれています^^
創設は1867(慶応3)年。日本に現存する最初期の洋風木造建築物の代表例として、とても貴重なものです^^ 2階の4面にベランダを巡らせ、壁を漆喰で仕上げるコロニアル様式に、日本の寸法による設計などを取り入れた和洋折衷の建築様式が特徴。完成当時は白っぽい外観だったそう!幕末に建てられたとは思えない、ハイカラな洋館ですよね。では早速、館内をのぞいてみましょう。
シンプルで洗練された空間に、「素敵〜♡」と思わず声が…!
2階へ続く階段には、真っ赤な絨毯が敷かれていて、まるで海外にいるような気分にひたれます^^ 空間だけでなく、天井に施された透かし彫りのデザインやライトなど、館内の至るところがフォトジェニック!じっくり細部まで眺めてくださいね^^
異人館は、2度移築されたため、当時の家具は残っていませんが、2階の一室には技師が暮らした年代と同じ様式のイギリス製アンティーク家具が配置されています。当時の応接室を再現した部屋は、今見てもおしゃれです♪
2階のガラス窓からは桜島を眺めることができます。回廊部分は、建設当時はベランダだったそう。1882(明治15)年に学校として利用される際に、現在のような窓が追加され、屋内化されました。異人館から望む桜島は、どこかノスタルジックな雰囲気です。
館内には、当時を物語る写真や資料も数多く展示されていました^^
異人館は、1962(昭和37)年に国の重要文化財に指定。さらに、2015(平成27)年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産・旧集成館の建造物の一つとして、世界文化遺産にも登録されました☆
2階では、明治日本の産業革命遺産について、パネルで詳しく紹介しています。
現在は、異人館の外回りの改修工事が行われています。2021年3月頃終了予定。周辺が整備され、今まで以上に、快適に訪れることができそうですね^^
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