【映える鹿児島旅】江戸時代からの伝統製法を守り続ける坂元のくろず。壺作りの黒酢を見て、感じて、味わえる
江戸時代から続く製法で黒酢を作り続ける老舗「坂元のくろず」。その壺作りの黒酢について紹介する情報館をはじめ、ショップやレストランもあります。海を望む高台からは、桜島をバックに約2万5000個の壺が並ぶ、圧巻の景色も見られます!200年以上続く、歴史ある黒酢にふれてみましょう。
丘に囲まれた霧島市福山町にある「坂元のくろず」。世界でも類を見ない壺作り製法で黒酢が造られています。施設に入ってすぐにある情報館では、その歴史や製法について映像や展示で紹介しています。
南向きの斜面に位置するこの場所は、昔から気候が温暖で、黒酢の発酵に適した土地柄。姶良カルデラの中腹に蓄えられる良質な水にも恵まれています。さらに、商業港だった福山町はさまざまな物が集まる場所。原料となる米や壺が手に入りやすかったこともあり、この場所で黒酢作りがはじまったそうです。
情報館から奥に進むと、目の前は広大な壺畑!黒酢を作る約2万5000個の壺がずらりと並んでいます。桜島をバックにしたその壮大な景色に圧倒されました!
発酵から熟成まで1年から3年。醸造技師が毎日、ひと壺ひと壺のフタを開けて発酵の音に耳を傾け、味や香り、色など五感を使って、そのでき具合を確かめるそうです。我が子を見守るように、愛情を込めて黒酢を作っているんですね!
広大な壺畑を望む場所には、黒酢を使った料理を味わえるレストランも。ここで作られる「坂元のくろず」を使ったヘルシーな中華料理を食べられますよ。
広大な壺畑を望む場所には、黒酢を使った料理を味わえるレストランも。ここで作られる「坂元のくろず」を使ったヘルシーな中華料理を食べられますよ。
この日に頂いたのは、「彩りランチ」(1980円)。名前の通り、彩りがきれいで美味しそうー!メインは、黒酢を使った酢豚や油淋鶏など7種類の料理から選べます。
広大な壺畑を望む場所には、黒酢を使った料理を味わえるレストランも。ここで作られる「坂元のくろず」を使ったヘルシーな中華料理を食べられますよ。
この日に頂いたのは、「彩りランチ」(1980円)。名前の通り、彩りがきれいで美味しそうー!メインは、黒酢を使った酢豚や油淋鶏など7種類の料理から選べます。
食膳酢、前菜、点心3種、サラダなどが付いて、栄養バランスがいいのも嬉しいですね^^
黒酢のほどよい酸味が中華料理とよく合って、さっぱり食べられます。
情報館の隣には、黒酢商品を販売するショップも。代表的な商品を試飲することもできるんです。同じ黒酢でも1年熟成のものと3年熟成のものがあったりして、味やコクが全然違います!試飲して好みの黒酢を見つけてみてくださいね。
なかでも、定番の純米黒酢「坂元のくろず」(50ml378円〜)が人気。1年以上発酵・熟成させた黒酢は、ほどよい酸味で壺づくりでしか出せないコクや風味が特長です。酸味が苦手な人には、ガラクトオリゴ糖やりんご果汁が配合された「天寿りんご黒酢」(150ml864円〜)がおすすめ。ほどよいリンゴ果汁の甘みで飲みやすいですよ。
今まで知らなかった壺作りの黒酢について知れたり、黒酢料理も食べれて充実した時間が過ごせました。黒酢はおいしくて体にも良いし、炭酸や牛乳で割ったり、いろんな楽しみ方ができるので普段の食事にも取り入れてみたいです^^
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【鹿児島県】のSNSも要チェック☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[所]霧島市福山町福山3075
[☎]0995-54-7200
http://www.tsubobatake.jp/
○ 来県される場合は、「新しい旅のエチケット(https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001365079.pdf)」を十分に御理解いただき、体調管理をしっかりした上で、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策を徹底していただくようお願いします。
掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。