【Go to KAGOSHIMA TRIP!】若き薩摩藩士19人の功績を称える記念館。海沿いに建つ薩摩式洋館が印象的
今から約160年前、海外への渡航が禁止されていた鎖国の時代。日本の近代化を目指して19人の若き薩摩藩士が密かに英国へ出発しました。その旅立ちの地が、いちき串木野市羽島(はしま)です。
帰国後、彼らは様々な分野で日本の近代化に貢献しました。その功績と旅路を後世に伝えるため、2014年に開館したのがこの記念館です。
建物には展示館をはじめ、ライブラリーやショップ、カフェ、展望デッキなど見ごたえ十分。どの場所もおしゃれで、絵になります。
建物正面を飾る星は、留学生の数。19人の熱い志が星となって輝いています。
1階は留学前の記録や資料などを分かりやすく展示。本人たちが書き記した書物もあります。
留学生の一人が渡航前に残した記念の着物も。知れば知るほど留学生たちのイメージが湧いてきます。
留学生たちの帰国後の歩みが展示されている2階。個人にスポットを当てた企画展もあります。
当時の留学生たちに思いを馳せ、時間をかけて観覧しました。
落ち着いた雰囲気のライブラリーもあります。
敷地内にある岬。出発地とされるこの場所には、留学生19人の肖像と、留学生の一人である畠山義成の言葉が刻まれた石碑が建てられています。
機帆船をモチーフにした展望デッキへ。留学生出発の瀬を真下に望むことができます。
160年経った今も変わらない景色。未来を切り拓く元気が湧いてきます。
記念館にはおしゃれなカフェも。食事やドリンク、スイーツなどが楽しめるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
温かな雰囲気が心地よく、海を臨むテラス席も設けられています。素敵なカフェメニューで、リフレッシュできること間違いなし。
[所] いちき串木野市羽島4930
[☏] 099-224-3400
http://ssmuseum.jp
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