【Go to KAGOSHIMA TRIP!】日本一のたまご産出額の座を獲得した出水市。その卵と鶏を使ったご当地グルメも要チェック
令和元年度の鶏卵産出額が初めて全国一になった出水市。この産出額とは、農畜産物を一年間で販売した売上額のこと。農業産出額の鶏卵部門で全国トップということは、出水市で生産された卵が日本で一番購入されて食べられた、という証です。すごいですね。前年度と比べて16億円もアップし、見事1位という結果になりました。
出水市内の大半の鶏卵を扱っているのがマルイ農協です。国内最大級の処理能力を備えた「キューブエッグ」を数年前に新設し、卵の受け入れから出荷まで手掛けています。もともと養鶏家8人から始まり、現在は鶏のヒナや飼料づくり、鶏卵・鶏肉の処理加工から物流まで一貫して行う大企業へと成長しました。
この工場には1日約240万個の卵が集まり、徹底した管理のもとで殺菌や消毒、検査などを行っています。
効率よく作業を進める最新システムが確立されているので、品質も折り紙付き。
様々な機械の検査の後は、人の目による最終チェック。安心して食べられる卵づくりに全力で取り組んでいます。卵の親であるニワトリの飼育から物流まで、全て手掛けるからこそ核得した日本一の卵。出水の新しい魅力がまた全国に広まりました。
そして、この日本一の卵を使ったご当地グルメも見逃せません! その名も「いずみ親子ステーキごはん」(要予約)。鶏肉と鶏卵の生産地として知られる“鶏のまち”自慢のスペシャルメニューです。いずみ親子メニュー推進協議会の会長の店でもある「味処魚松」を含む市内4店舗で食べられます。
いずみ親子ステーキごはんは16のルールがあり、提供店は同じスタイルを守りつつ、店独自のオリジナル要素もプラスされています。具体的なルールとしては、お客さんがミニ鉄板の上で鶏肉を焼く、チキンサラダとたまごスープを付ける、鶏卵は卵かけごはんで食べるなど。地場産の食材を使う決まりもあるので、出水のおいしいものがギュッと詰まった特製メニューと言えそうです。
味処魚松のいずみ親子ステーキ。できたてのおいしさを楽しめるよう、1皿ずつ運ばれる会席スタイルで提供されます。チキンサラダは配膳直前に桜チップで燻製にした鶏と自家製甘酢ジュレ。アート感のあるじゃがいもスープやデザートなども付いた贅沢な内容です。
ステーキはモモ肉とムネ肉を使うのが決まり。強火力でジュワッと焼き上げ、肉の旨味をしっかり閉じ込めるのが、おいしさの秘訣です。焼いた瞬間からいい匂いが広がり、食欲を刺激します。
たまごかけごはんに使われる鶏卵はLLサイズ。なんと黄身が2個入った二黄卵だそうです。鶏のダシが入った専用の醤油をかけていただきます。
ワクワクしながら卵を割ると…確かに黄身が2個!しかも黄身自体が大きくて幸せ♪ 縁起のいい二黄卵をたまごかけごはんで食べられるなんて、貴重な体験ですね。とてもおいしくて、他の店舗も気になります。
これもたまご日本一の出水だからできるメニュー。ぜひこの感動を味わってください。
[所] 出水市内
[☏] 0996-63-2111(出水市商工観光部観光交流課)
https://www.izumi-navi.jp/feature/chicken
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掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
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