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【Go to KAGOSHIMA TRIP!】季節の花々や木々に彩られた、山奥の桃源郷。絶景と名物生そばで癒やしのひととき

出水駅から車で約25分、山の起伏を活かして作られた大庭園が「東雲の里あじさい園」です。4万坪もの広大な敷地は四季折々の景色に彩られ、なかでもあじさいや桜、紅葉の美しさは目を見張るほど。さらに食事処「生(き)そば 草の居」や陶芸作品などのギャラリー、美術館もあり、それぞれから園主ご家族のおもてなしの心が伝わってきます。

あじさいのシーズンは6月頃。約10万本ものあじさいが広い園内いっぱいに咲き誇ります。見頃の時期やイベントなどが公式サイトに掲載されるので、ぜひ確認してみましょう。

遊歩道を進んだ先にある「生そば 草の居」。そばがなくなり次第終了とのことで、早めの来店がベターです。

店内は木の温もりに満ちた癒やし空間。手作りの照明や小物がとても素敵です。外を眺めながら食事ができるカウンター席もありますよ。

ここのそばは、手打ちの十割そば。店主が厳選した良質のそばの実を、毎日石臼で挽いています。つなぎを使わず、そば粉のみで打ち上げたこの店の生そばは、絶品そのもの。繊細且つ濃厚なそばの魅力をしっかりと味わえます。

やや細めで洗練された見た目に反し、驚くほどそばの旨味が凝縮されています。噛むたびにそばの風味がふわっと広がるのが心地よく、箸が止まりません。そばと一緒に提供される季節のメニューは、味や彩りに店主の工夫が凝らされて、まるで芸術品のよう。そば好きならずとも、おいしいものを食べたい時におすすめです。ざるそばやかけそばはもちろん、ドリンクやスイーツといった喫茶メニューもありますよ。

陶芸家でもある園主の作品が飾られたギャラリー。生そば 草の居から歩いてすぐ近くにあります。空間自体がアート作品のよう。

入口付近に建つ「宮上松岳記念美術館」。園主のお父様である宮上松岳氏の絵画が展示されています。

出水の風景やツルを描いた作品は、眺めるほどに惹き付けられ、心を打つものばかり。入館無料ですので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

美術館で見つけた手作りの照明。アート感をさらに高めています。他にも素敵な作品がいっぱいありますので、ぜひ探してください。

11月頃は紅葉のシーズン。園内には展望所や東屋、滝などもあり、見事な自然美が楽しめます。あじさいまつりと紅葉まつりの期間は入園料500円、その他の時期は入園無料です。
園主が20年以上の歳月をかけて一人で山を切り開き、花や木を植えて作り上げた大庭園。今後も様々なものを作っていく予定とのことで、楽しみですね。

 

東雲の里あじさい園

[所] 出水市上大川内2881
[☏] 0996-68-2133
http://www.nippon-no-ajisai.net

 

<来県されるお客様へのお願い>
○まん延防止等重点措置が適用されている地域など感染が拡大している地域との往来については、慎重に検討していただくようお願いします。
○県外から本県に来られる方は、PCR検査等を受けて来られるなど、感染防止対策への協力をお願いします。
○ 来県される場合は、「新しい旅のエチケット(https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001365079.pdf)」を十分に御理解いただき、体調管理をしっかりした上で、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策を徹底していただくようお願いします。

掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
※ 「映える,鹿児島旅」記事では,取材のため撮影時のみマスクをはずしております。

映える、鹿児島旅。

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