観世流能楽師・今村嘉太郎さんが「融(とおる)」を上演/ 今村嘉太郎自主公演会「よしたろう会」開催決定(4/1・大濠公園能楽堂)
- 舞台
- 開催日時
- 開催場所
- 福岡県福岡市中央区大濠公園1-5 大濠公園能楽堂
観世流能楽師・今村嘉太郎さんが「融(とおる)」を上演
今村嘉太郎自主公演会
「よしたろう会」開催決定
4月1日(土)・大濠公園能楽堂
4月1日(土)、福岡市中央区の大濠公園能楽堂にて、能楽・観世流を継承する能楽師・今村嘉太郎さんの自主公演会「よしたろう会」が上演されます。
今回上演される「融(とおる)」は、世阿弥作とされる、能面をつけて舞う能らしい曲で、能の奥深さを感じとれる作品。狂言「附子(ぶす)」では東京から大蔵流狂言師の山本則重さん、則孝さん、則秀さんの三人を招き、能と狂言の違いもお楽しみいただけます。
会場となる大濠公園能楽堂は、国立能楽堂も手掛けた日本芸術院会員の大江宏氏が設計した本格的な能楽堂で、福岡の建築遺産であり、本公演はこの能楽堂を活かす取り組みでもあります。
当日は「音声ガイド」の貸し出しも行い、チケット購入者が無料で参加できる「事前講座」では、作品の魅力や見どころについて今村嘉太郎さんが解説を行います。
この機会にぜひ、大濠公園能楽堂を訪れ、日本の伝統文化・能楽の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
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今村嘉太郎自主公演会「よしたろう会」
■日 時 2023年4月1日(土) 14:30開演(13:45開場/17:00頃終演予定)
■会 場 大濠公園能楽堂(福岡市中央区大濠公園1-5)
■曲目・出演
[1] 狂言「附子」
太郎冠者:山本則重/主:山本則孝/次郎冠者:山本則秀
[2] 能「融」
尉・融大臣:今村嘉太郎/旅僧:御厨誠吾/清水寺門前の者:山本則秀
後見:今村嘉伸、大西礼久、多久島法子
大鼓:白坂信行/小鼓:成田達志/太鼓:田中達/笛:相原一彦
地謡:坂口貴信、武田文志、武田宗典、久保誠一郎、山口剛一郎、今村哲朗、井内政徳、小倉要二郎
■入場料
SS席:10,000円/S席:8,000円/A席:6,000円/B席:4,000円
自由席:3,000円/学生席:2,000円
■チケット販売
[1] 今村嘉太郎後援会
TEL:070-5416-2621
FAX:092-841-4800
[2] 大濠公園能楽堂 TEL:092-715-2155
[3] チケットぴあ(セブン・イレブン Pコード:517-360)
■お問い合わせ先
今村嘉太郎後援会
TEL:070-5416-2621
MAIL:yoshitarou0423@gmail.com
■公式サイト
Facebook:https://www.facebook.com/yoshitarou.imamura
Twitter:https://twitter.com/yoshitarou55
音声ガイド(事前予約:限定100台)
○音声ガイドは、舞台の進行に合わせて同時進行で、能の動きの説明や場面の説明をします。この場面の演者の動きにはこんな意味があるということなどもお伝えします
○あらすじ、能楽師の紹介、衣装、道具、音楽、時代背景、能独特の約束事など、ご鑑賞の邪魔にならないようにタイミングよく解説します
○初心者から能楽を見たことがある方まで、どなたにもお楽しみいただけます
○料金は、貸出料が500円。他に保証金としで1,000円をお預かりします。保証金は音声ガイト受信機を返却される際にお返しします
《「融(とおる)」がもっと面白くなる》事前講座
■日 時 2023年3月4日(土) 10:00〜11:00
■会 場 大濠公園能楽堂・楽屋(福岡市中央区大濠公園1-5)
■内 容
「融」でシテを演じる今村嘉太郎さんが、演者から見た能「融」の魅力や特徴、見どころなどを解説。一段深いところで能を理解するとともに、いつもは演者さんしか入れない楽屋に入れる貴重な機会です。本公演のチケットをお持ちの方は無料で参加できます。事前講座のみのご参加は参加費1,000円となります。(会場で本公演のチケット購入可)
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【プロフィール】
今村嘉太郎
1980年福岡生まれ
1982年初舞台 祖父・今村誠氏、父・今村嘉仲氏に幼少より稽古を受け大西智久氏に師事。東福岡高等学校・東京藝術大学卒。
大濠公園能楽堂で自主公演を開催、各地で能の催しを企画する。
公益社団法人能楽協会会員。
【ご挨拶】
いつも能楽堂に足を運んで頂きありがとうございます。
この度、会の名前を「よしたろう会」と改め、4年ぶりに開催します。
2015年に独立5周年会として「道成寺」を舞わせて頂いて以来、「葵上」、「望月」、「井筒」、「熊野」、2020年より妙音無我を結成し「松風」、「鉢木」、「安宅」と毎年公演を続けて参りました。
「融」という曲はとても能らしい曲です。この奥深い曲の魅力を感じて頂けるように音声ガイドを導入し、事前講座も開催します。
ぜひこの機会に能楽の世界に触れて頂けたら幸いです。
今村嘉太郎さんが語る【見どころ】
能「融(とおる)」
世阿弥の作。融大臣(とおるのおとど) として知られる平安時代の左大臣、源融(みなもとのとおる)と、その邸宅・河原院をめぐる伝説を題材とする作品です。源融は、源氏物語の主人公、光源氏のモデルとされている人物です。 過去2年間の公演では、「安宅」のように素顔で演じる直面(ひためん)物で、どちらかと言えばお芝居のような曲を見ていただきました。今回の「融」は、能面をつけた能らしい曲で、能の奥深さをご理解いただけます。そして、それを皆さんに是非ご覧頂きたいと思っております。私は、この「融」はミュージカルであり、ダンスであると思っています。皆さまには是非、能楽のそういう側面も楽しんでいただきたいです。
狂言「附子(ぶす)」
ある家の主で「附子という猛毒が入っている桶には近づくな」と使用人である太郎冠者と次郎冠者に言いおいて外出する。しかし二人は附子のことが気になって桶の中身を覗いてみると、毒と言われた附子が、大変おいしそうに見える。誘惑に負けた二人が舐めてみると…というお話し。ここでの紹介はここまでにしますが、狂言演目としては最もよく知られたもののひとつです。今回は、東京から大蔵流狂言師の山本則重、則孝、則秀の三人をお招きして演じていただきます。私はこの三人の「附子」が大好きで、最高だと思っています。能と狂言の違いもご理解いただけると思います。
詳細情報
- 開催日時:
- 開催場所:
- 福岡県福岡市中央区大濠公園1-5 大濠公園能楽堂
- 料金:
- 入場料 SS席:10,000円/S席:8,000円/A席:6,000円/B席:4,000円 自由席:3,000円/学生席:2,000円
- 電話番号:
- 今村嘉太郎後援会 TEL:070-5416-2621
- メールアドレス:
- yoshitarou0423@gmail.com
- URL:
- https://www.yoshitaro.jp/
- 備考:
- ■ 14:30開演(13:45開場/17:00頃終演予定)