「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展 開催(2023.12.8~2024.1.28 田川市美術館)
- アート
- 開催日時
- 開催場所
- 福岡県田川市新町11-56 田川市美術館 全フロア
「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展
開催
2023年12月8日(金)~2024年1月28日(日)
田川市美術館
このたび田川市美術館では「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展を開催いたします。
本橋成一は東京に生まれ、50年以上にわたり、写真と映画によって、揺れ動く社会とそこに暮らす人々の姿を記録してきました。一方ロベール・ドアノーは、パリや自身が生まれたパリ郊外を舞台として、常にユーモアをもって身近にある喜びをとらえてきました。生まれた時代・地域が異なる二人の写真家ですが、奇しくも炭鉱、サーカス、市場など、同じテーマによる優れたルポルタージュを残しています。そして、それぞれに第二次世界大戦による混乱を経験した二人は、慎ましくも懸命に生きる人々の営みの中に、力強さと豊かさを見出し、失われゆく光景とともに写真に収めてきました。
多くの対立、紛争の絶えない現代において、人間に対する際限のない愛情と好奇心が生み出す視線、そしてユーモアや優しさをもって現実や社会と関わった二人の写真家によって編み出される物語を通して、生きることの豊かさについて考える機会となれば幸いです。
■「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」これまでの開催地
東京都写真美術館(東京)
2023年6月16日(金)~9月24日(日)
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本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語
会期: 2023年12月8日(金)~2024年1月28日(日)
休館日: 月曜日(祝日の場合その翌日) 、12月29日(金)~1月3日(水)
開館時間 / 9:30~17:30 ※入館は閉館の30分前まで
観覧料 :一般800円(700円)/高大生600円(500円)/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体および田川市在住者[要身分証明書]の料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介助者1名および高校生以下[土曜日のみ]無料
会場: 田川市美術館 全フロア
〒825-0016
福岡県田川市新町11-56 電話0947-42-6161
主催: 田川市美術館
後援: 福岡県教育委員会・朝日新聞社・西日本新聞社・毎日新聞社・読売新聞社・CROSS FM・LOVE FM
協力: 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、アトリエ・ロベール・ドアノー、コンタクト、ポレポレタイムス社
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【見どころ】
①西日本初開催!
「本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語」展は全国では2館目、西日本では初開催です。
当館での本橋成一作品の展示は2018年の「在り処」展以来5年ぶり、ロベール・ドアノー作品の展示は初めてです。
②多様なコレクションから厳選した210点を展示
本橋が50年を超える活動の中で取り組んできた作品から111点と、フランスのアトリエ・ロベール・ドアノーが所有する45万点の写真から精選した99点の、合計210点を全フロアに展示します。
ミュージアムショップでは本展の図録『本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語』や、今まで刊行された写真集やポストカードなどを販売します。
③本橋成一とロベール・ドアノー、交差する物語
本展覧会の「交差する物語」には、3つの意味が込められています。
1つ目は、本橋とドアノーという二人の写真家の作品が一堂に展示されることで、作品の生み出す物語が交差するということ。
2つ目は、二人が作品に捉えた人々の行き交う場所で生まれる物語が、その中で交差しているということ。
そして3つ目は、本展が、作品と鑑賞者の間の視線・イマジネーションの交差する場であってほしいという願いです。
1991年、本橋はドアノーと会う約束をしましたが、フランス行きの飛行機が遅れたため、その出会いは叶いませんでした。そこでドアノーは、待ち合わせ場所のホテルの受付に、本橋あてのメッセージを添えた写真集を預けました。
実際には交わることのなかった二人の写真家が、この一冊の写真集によって結びつき交差する物語を、本展を通して感じていただければ幸いです。
【展示構成】
本展では中央展示室、ギャラリーA、ギャラリーBの3部屋を会場とし、テーマを分けて展示します。
第1章 原点 / ギャラリーA
1930年代のドアノーは、自身の出自であるパリ郊外の写真を撮り始め、その時期に汗水を流して働く労働者に尊さと仲間意識をもち、ルポルタージュとして残す。
本橋は卒業制作をきっかけに上野英信と出会い、衰退の一途をたどる1960年代の炭鉱で坑夫やその家族の写真を撮り始める。
二人の写真家としての原点を紹介する。
第2章 劇場と幕間 / ギャラリーA
本橋の「サーカス」「藝能東西」シリーズより大衆芸能の写真と、ドアノーが撮影したサーカスや移動遊園地の写真を展示。
サーカスや芸能という共通のテーマを通して、二人がとらえた劇場と幕間を紹介する。
第3章 街・劇場・広場 / 中央展示室
パリを劇場に見立てたドアノーと、上野駅や築地市場を広場と考えていた本橋は、街に暮らす人々の営みとエネルギーを撮影する。
ドアノーの「パリ市庁舎前のキス」を含むパリの写真と、本橋の「上野駅」「築地市場」「屠場」シリーズの写真が並ぶ。
第4章 人々の物語 / ギャラリーB
チェルノブイリ原発事故で汚染されたウクライナとベラルーシの村々に訪れた本橋による「チェルノブイリ」シリーズを展示。ドアノー作品からは、第二次世界大戦中にドアノー一家の疎開を受け入れてくれた家を、戦後に再び訪ねた際に撮影した、その家の娘の結婚式のシリーズ写真を展示する。
二人がとらえた、そこにある自然とともに生きる人々の喜びや幸せを紹介する。
第5章 新たな物語へ / ギャラリーB
ドアノーと終生交友があったチェリストのモーリス・パケとの共作や、自身の出身であるパリ郊外のカラー写真を展示。
本橋作品からは「与那国島」「アラヤシキ」シリーズと、家族写真と、奈良美智のアトリエの写真を展示する。
【略歴】
本橋 成一|Motohashi Seiichi
1940年東京・東中野生まれ。1960年代から市井の人々の姿を写真と映画で記録してきた写真家・映画監督。1968年「炭鉱〈ヤマ〉」で第5回太陽賞受賞。以後、サーカス、上野駅、築地魚河岸などに通い、作品を発表。写真集『ナージャの村』で第17回土門拳賞、映画「アレクセイと泉」で第12回ロシア・サンクトペテルブルグ国際映画祭グランプリを受賞するなど国内外で高い評価を受けている。
ロベール・ドアノー|Robert Doisneau
1912年パリ郊外のジャンティイ生まれ。エコール・エスティエンヌで石版を学び、写真家アンドレ・ヴィニョーの助手となる。自動車会社ルノー社のカメラマンなどを経て、1939年フリーとして活動を開始。特にパリの庶民たちの日常をとらえた写真で高い評価を得て、ニエプス賞(1956年)、フランス国内写真大賞(1983年)など受賞多数。1994年逝去(享年82歳)。
【関連イベント】
◆映画上映会 (本橋成一監督作品)
『ナージャの村』(1997年、118分)
日時:2024年1月21日(日) 14:00~
会場:田川市美術館AVホール
料金:無料(要観覧券)
定員:約40名(申し込み不要・先着順)
※上映30分前開場
※イベントは諸般の事情により変更になる場合がございます。最新情報は当館ホームページでご確認ください。
◆学芸員によるギャラリートーク
日時:2024年1月7日(日) 14:00~
料金:無料(本展の観覧券が必要です)
会場:田川市美術館展示室
詳細情報
- 開催日時:
- 開催場所:
- 福岡県田川市新町11-56 田川市美術館 全フロア
- 料金:
- 一般800円(700円)/高大生600円(500円)/中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体および田川市在住者[要身分証明書]の料金 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介助者1名および高校生以下[土曜日のみ]無料
- 電話番号:
- 0947-42-6161
- URL:
- https://tagawa-art.jp/